シンガポール航空エコノミークラス搭乗レビュー|機内食やWebチェックインのやり方も解説

シンガポール航空といえば、世界的にも評価の高いフルサービスキャリア。エコノミークラスでも快適な空の旅が楽しめると評判です。
今回は、実際に中部国際空港(セントレア)〜シンガポール間のフライトをエコノミークラスで利用した体験をもとに、機内の様子・機内食・おすすめ座席・Webチェックインのやり方などをレビュー形式でまとめました。
これからシンガポール航空を利用する方の参考になれば幸いです。
搭乗した便とフライトの概要

今回利用したのは、シンガポール航空のエコノミークラス(SQ671便・SQ672便)
行きは名古屋にある中部国際空港(セントレア)から出発し、シンガポール・チャンギ国際空港へ向かう昼便。
帰りはシンガポール発の深夜便で、翌朝に名古屋へ到着するスケジュールでした。
初めてのシンガポール航空の利用でしたが、チェックインから搭乗までスムーズで、フルサービスキャリアらしい快適な空の旅が体験できました。
- 往復料金:58,450円
- 座席指定料(帰り):3,420円
- 合計:61,870円
機内の様子は行きの昼便を中心にお届けします。
【行き】名古屋→シンガポールのフライト体験

出発時刻は10時過ぎでしたが、ラウンジでゆっくりすることも考えて7:00には空港に到着しました。

早く着いたのはいいですが、チェックインカウンターがまだ空いていませんでした。
本来なら1時間ほど待つ必要がありましたが、私の場合預け入れ荷物はなく、アプリを使ってWebチェックインを手続き済み。
搭乗券もスマートフォンにダウンロード済みなので、直接保安検査場へ向かいました。

問題なく制限エリア内へ入場でき、今回は19番ゲートから搭乗。
エコノミークラスなので最後のグループ6に割り当てられていました。

無事搭乗できる安心感でやっとリラックスできます。

エコノミークラスなので座席は3列シート。

座席の番号は、通路上に記載されています。

お手洗いはおもったほど広くはなく普通です。
歯ブラシが置かれているというレビューを見ていましたが、今回は見つけることができませんでした。

座席は真ん中レーンの通路側を選択。アプリ内で前方エリアを指定することができました。
搭乗3日前以内であれば指定料も無料なので、座席が混み合っていなそうであれば期日まで待つのもおすすめ。混み具合もアプリ内で随時確認できます。

機内に着席後、イヤホンが配られました。

変換アダプターを持参しなくても使えるので助かります。シンガポールエアラインのロゴ入りで嬉しい。

エコノミークラスでもタッチスクリーン・モニターが搭載されていて、別途タブレットなどを用意しなくても動画視聴を楽しむことができます。


現在飛行中のルートをリアルタイムで確認することもできておもしろい。


おしぼりとスナック菓子も配られました。
おしぼり激アツだったのでびっくり笑。使ったおしぼりはすぐに回収されました。

座席には毛布と枕が1つずつあって快適。備え付けのテーブルには鏡があって便利です。

座席の下の方には電源コンセントもありますが、スマホの充電であればモニター近くのUSB端子を利用する方が便利です。

スペースは十分ゆとりがあって快適です。



飲み物は定期的に配られ、必要であれば追加で注文もできます。

しばらくすると機内食が到着。今回はチキンを選択しました。

メインのチキンと、ソバ・パン・クリームチーズなどボリュームたっぷり。

チキンがやわらかくてとっても美味しかった!
私は食べませんでしたが、食後はハーゲンダッツも配られていました。

いよいよ到着!到着予想時刻も随時確認できて便利。

無事シンガポール・チャンギ国際空港へ。今回はターミナル3からのチェックインとなりました。
【帰り】シンガポール→名古屋のフライト体験

帰りの便は1時過ぎ出発の深夜便。
搭乗ゲートは一番奥にあって、少し遠かったです。

シンガポールでは搭乗手続き前に保安検査が行われます。そのため早めに搭乗ゲート前に到着しておくのが安心です。
保安検査後のスペースにはトイレがないので、事前に済ませておきましょう。

中には給水場があるので、空のペットボトルや水筒があると便利です。
帰りの座席も行きと同じ通路側を選択しました。帰りの便はコードシェア便だったようで、行きに比べてかなり混雑。
そのため有料ではありますが事前に座席を指定していました。座席指定料は3,420円。
おかげで真ん中の座席は空席で、比較的リラックスして過ごすことができました。
ただし機内の空調は行きよりも冷えていたため、寒さを感じる場面もありました。毛布と枕は一人ずつ配られますがそれだけでは足りず、羽織れる上着を持っていて助かりました。

朝5:30頃に機内食が配られました。

洋食か日本食の選択で、日本食を選択。
久々の白米と柔らかいチキンで美味しかった。野菜はダシが染みていてまさに和食テイスト。
朝にしてはかなりボリューミーで食べきるのも大変でした。
Webチェックインのやり方
Webチェックインは公式サイトまたはアプリで簡単に行えます。
出発時刻の48時間前から手続きすることができて、出発の1時間30分前まで利用できます。
アプリは座席や機内食を確認することもできて非常に便利なのでおすすめです。
公式サイトの場合はトップページのチェックイン画面から、予約番号(6文字)またはEチケット番号と、パスポート記載の姓を入力して手続きへ進めます。
個人的にはアプリからの手続きが簡単でした。

あわせてオンラインで搭乗券を作成してモバイル搭乗券を利用できます。iPhoneをお使いの場合はApplePayに登録することができて便利です。
預け入れ荷物がなく、モバイル搭乗券を作成している場合はチェックインカウンターを利用せずに直接出国手続きへ進めます。
出国審査ではパスポートと搭乗券のバーコードを提示して通過。シンガポール・チャンギ国際空港では搭乗時刻の12時間以上前から制限エリア内へ入ることもできました。
ただし行き先によってはモバイル搭乗券を利用できない場合もあるようなので、注意が必要です。
(米国便の場合は出発の24時間前から利用できます。)
空港の対応状況は公式サイトで事前に確認できるのでチェックしてみてください。
おすすめの座席や快適に過ごすコツと注意点
おすすめの座席
機内の座席は人によって重視するポイントも変わってきますが、個人的におすすめなのが真ん中レーンの通路側の座席。
シンガポール行きのフライトは約6時間30分のロングフライトなので、気軽にトイレを利用できる通路側が便利。真ん中のレーンであれば立ち上がる必要性も格段に少なくなります。
通路側であれば機内のサービスも受けやすく、荷物を取り出す際にも便利でした。
エコノミークラスでも前方エリアの座席は少し割高になりますが、搭乗3日前以内で空席があれば無料で指定することができます。
前方は後方エリアに比べて揺れが少なく、到着後も早めにチェックイン手続きへ進めるのでおすすめです。
快適に過ごすコツ
シンガポール航空では必要なものは一通り揃っているので、そこまで準備の必要もありません。
しかし、あったらいいなというアイテムもいくつかあるので紹介します。
機内は想像以上に冷えることがあるため、軽く羽織れる上着を1枚持っておくと安心です。ブランケットの貸し出しもありますが、自分のものがあるとより快適に過ごせます。

それと、機内で使う予定のアイテムはトートバッグなどにまとめておくと便利です。
私はメインのリュックに機内用グッズをまとめた薄手のトートバッグを収納し、搭乗前に取り出して使用しました。
充電ポートはUSB-A端子となっているので、USB-Cだけでなく対応する充電ケーブルを持っていくのがおすすめ。
そして個人的に持って行ってよかったのが、のどぬ〜る濡れマスク。機内はかなり乾燥するため、睡眠中の喉の保湿に役立ち、長時間のフライト後でも喉の違和感がなく快適でした。
現地のホテルでも便利に使えるなので、いくつか持っておくと安心です。
注意点
機内ではスマートフォンを機内モードに設定しておきましょう。
離着陸時は充電端子の利用はできません。モバイルバッテリーは常時使用不可です。
安全にフライトを楽しむためにも十分注意しておきましょう。
まとめ|エコノミーでも快適に過ごせたシンガポール航空の魅力

今回の名古屋〜シンガポール間のフライトでは、シンガポール航空のエコノミークラスで十分に快適な空の旅が楽しめました。
座席の広さや機内の清潔感、丁寧な接客、充実したエンタメなど、フルサービスキャリアならではの安心感があり、長時間のフライトでもストレスを感じることはほとんどありませんでした。
特に、通路側の座席選びやちょっとしたアイテムの準備をするだけで、体感的な快適さは大きく変わると思います。
初めての国際線や一人旅でも安心して利用できる航空会社なので、快適さを重視したい方にはとてもおすすめです。
これからシンガポール航空を利用する方の参考になれば幸いです。
