【G-SHOCK】GMW-B5000-1JFレビュー│充電不要のソーラー駆動が快適すぎる

スマホで時間は確認できるけど、瞬時に確認できる腕時計は手放せない。
今まで使用してきたモデルは装着感に不満があり、使用機会が少なくなっていたので、今回新たに良さそうなモデルを探すことにしました。

常日頃身につけるアイテムだから、デザインや装着感にはこだわりを持ちたい。そしてできれば、メンテナンスや充電の手間が少ない腕時計が欲しい。
そんな条件をもとに選んだアイテムが「G-SHOCK GMW-B5000-1JF」
実際に購入してから約3年程使用していますが、充電のストレスもなくとても快適に使用できています。
この記事でG-SHOCK GMW-B5000 1JFの詳しいレビューをはじめ、選んだ理由や使って分かった魅力を詳しく紹介していきます。
腕時計選びに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

なぜG-SHOCK GMW-B5000-1JFを選んだのか

G-SHOCK GMW-B5000-1JFを選んだ理由は、見た目のかっこよさ、ソーラー充電、耐衝撃構造、樹脂バンド、その他豊富な機能を魅力に感じたからです。
一番気に入ったのはその見た目。高級感のあるメタルに、黒い樹脂バンドの組み合わせがメリハリがあってとてもかっこいい!腕時計はファッションアイテムとしての役割も大きいので、見た目の好みで選んだ部分は非常に大きいです。
樹脂バンドが採用されているので、装着感の良さも期待しました。
本体の充電はタフソーラー(ソーラー充電システム)となっているので、充電の手間が必要ないのも大きなポイント。
これに加えG-SHOCKの強みである耐衝撃構造や、モバイルリンク機能、防水性能も魅力に感じました。
便利なスマートウォッチは他にも色々とあると思いますが、ここまでの高級感を持ちながら、ソーラー充電や豊富な機能を兼ね備えた腕時計は、G-SHOCK GMW-B5000 1JFの唯一の強みだと感じています。

G-SHOCK GMW-B5000-1JFの概要

1983年に誕生したG-SHOCK初号機DW-5000C。その象徴であるスクエアデザインはそのままにフルメタル化し、スマートフォンリンクをはじめとした先進機能を搭載したのがGMW-B5000シリーズ。
原点を継承しながらもフルメタル化でさらに洗練されたG-SHOCKです。
20気圧防水は、幅広いシーンでの使用に応える安心の防水仕様です。
日常の水仕事やシャワーから、水泳、サーフィン、ジェットスキーなどのウォーターアクティビティまで、多彩な場所での使用が可能となっています。
スペック・技術仕様
製品名称 | G-SHOCK GMW-B5000-1JF |
本体サイズ | 49.3 × 43.2 × 13 mm |
質量 | 96 g |
バンド | 樹脂バンド |
使用電源 | タフソーラー(ソーラー充電システム) |
Bluetooth通信 | 対応 |
防水性 | 20気圧防水 |
G-SHOCK GMW-B5000-1JFの美しい外観

G-SHOCK GMW-B5000-1JFは樹脂バンドのカジュアルさと、本体メタル部分の高い高級感が魅力。
時刻を確認する度に気分が高まるような、本体デザインのかっこよさを感じます。

本体液晶は視認性が良く、外でも時刻の確認がしやすくて快適。
液晶画面はソーラーパネルとしての役割も兼ねており、文字板に光が当たっているときは常に発電し充電するようになっています。使用していたら勝手に充電されているので、本当に快適!
ソーラーパネルは加工性の高いフィルムで外光の反射を抑えていたり、液晶には高コントラスト、広視野角のSTN液晶を採用されていたりと、視認性へのこだわりもたくさん詰まっています。


ボタンは全部で4つあり、左右に2つずつ搭載されています。
この中で一番使用するのはモバイルリンク機能。
スマートフォンに接続することで、時計の時刻をネットワーク上の正確な時刻に合わせることができます。また、毎日決まった時刻に自動で合わせることもできるのでとても便利。

ボタンが本体のデザインを邪魔することもなく、統一感のあるデザインに仕上げられているのが好印象。正面からパッと見た印象では、ボタンがあることも確認できないほど、本体のデザインに馴染んています。
スタイリッシュなデザインに機能性のある要素を組み込もうとすると、どうしても見た目に影響してきますが、GMW-B50001JFはその課題を見事に乗り越え、見た目と機能性の共存がとれたデザインになっています。このデザイン天才的です。

背面はツルっとしていて、腕へのフィット感も良好。赤いワンポイントが目を惹くデザイン。
見えない背面部分にもこだわりを感じます。

バンドにはソフトウレタン素材が使用されていてフィット感抜群。
以前使用していた時計はバンド部分も金属仕様で、長時間付けていると腕が痛くなり不快感を感じていましたが、バンドがソフトウレタン素材なことで装着感が向上し、長時間つけていても痛くなりにくく快適です。


装着方法も簡単で、お好みの箇所に金具を通すだけ。
少し緩めに装着したり、腕にぴったりのフィット感で使用したりと、気分に応じて調整しやすいのも嬉しいポイント。
G-SHOCK GMW-B5000-1JFの便利な機能

ここからはGMW-B5000-1JFの便利な機能について、使用感とともに紹介していきます。
- ソーラー駆動
- 標準電波による時刻修正
- タイマー
- ストップウォッチ
- アラーム
- ワールドタイム
- 高輝度フルオートLEDバックライト
- パワーセービング
- 時刻表示切替
- 専用アプリでさらに便利に
- アラーム、タイマー、ワールドタイムの設定
- リマインダー設定
- 携帯電話探索
- 自動時刻修正
- タイム&プレイスログ
ソーラー駆動
ソーラーパネルで発電した電気をバッテリー(二次電池)に充電しながら動作するソーラー駆動式。
ケーブルなどを接続して充電する必要はなく、外で使用していれば自動で充電されるのでとても快適。
3年使用していて、意識的に光のある場所で充電したのは、ほんの数回程度。基本的には充電のことは全く考えておらず、使いたい時に好きなように使用していただけです。
充電のストレスのない腕時計が欲しかったので、ソーラー駆動は本当にぴったりの選択肢でした。
標準電波による時刻修正
正確な時刻であることは、腕時計に最も必要な要素。
いままで使用していたものは、気づいたら時間がずれていたり、電池切れでそもそも使用できなくなったりと、ストレスを感じることが多かったです。
標準電波(マルチバンド6)による時刻修正システムが備わっているおかげで、時刻のずれによるストレスを感じることなく、安心して使用できることができています。
いつでも正確な時刻が瞬時に確認できるのが、不思議と嬉しい気持ちにさせてくれます。
タイマー
タイマーは1秒単位で24時間まで設定可能です。時間設定は左下Cボタンでタイマーモードにしてから、左上Aボタンを約2秒間押し続けることで設定できるようになります。
残り時間がゼロになると、音を10秒間鳴らして知らせてくれて、いずれかのボタンを押すことで音を止めることができます。一時停止中にAボタンを押すことで、タイマーのリセットが可能です。
日頃のストレッチやトレーニング時間を設定したり、作業時間にポモドーロタイマーを設定したりなど、手軽に時間を測ることができるのでとても便利です。
ストップウォッチ
左下Cボタンでストップウォッチモードに切り替えて、右下Dボタンで計測を開始できます。最大で23時間59分59秒、計測可能です。
駅から徒歩何分かかったか、何分作業したのかなど、要した時間を知りたい時に便利です。
電車移動などで本当に暇な時は、10秒ぴったりに止めれるか暇つぶしに使うこともできます。そんな用途で活用するのは自分くらいでしょうかね。
アラーム
左下Cボタンでアラームモードに切り替え、指定した時刻に音で知らせてくれます。通常のアラームを4つ、スヌーズ機能が付いたアラームを1つ設定できます。また、毎正時(00 分) に時報を鳴らすこともできます。
左上Aボタンを押すことで、アラームまたは時報のオン/オフを切り替えることができ、アラーム音はいずれかのボタンを押すことで止まります。
正直アラーム機能はあまり使用していませんが、目覚まし機能として、旅先や、交通機関の寝過ごし防止などに活用できそうです。
ワールドタイム
左下Cボタンでワールドタイムモードに切り替えることで、世界39都市とUTC(協定世界時)の時刻を知ることができます。
お気に入りの都市を5つ設定でき、サマータイムを実施している地域の場合は、サマータイムも設定できます。
今度海外旅行へ行く予定があり、時計をどうしようか悩んでいましたが、GMW-B5000がワールドタイムに対応していたので、別途購入する必要がなくなりました。
また海外渡航時に便利な、時刻表示切り替え機能があるので、現地到着後スムーズに渡航先の日時に変更できます。
高輝度フルオートLEDバックライト
暗い所で時計の表示を見るときに、LEDライトを約2秒間点灯させて画面を明るくすることができます。また、暗いところで時計の傾きによってライトを自動的に点灯させるオートライト機能を設定可能です。
右上Bボタンを押すとライトが点灯します。
夜や暗い場所で時間を確認したい時も、明かりを本体のみで確保することができるので助かってます。
夜だけでなく、直射日光などで見にくいときにも便利に活用できます。
パワーセービング
暗所では一定時間が経過すると表示を消して節電してくれるようになっています。
しばらく外出しない日が続いても、充電切れの心配が少なくなるのでとても助かってます。
実際に久々の使用でも、充電切れで使えないということはなかったので、パワーセービングの恩恵を実感しています。
表示切替
時刻の表示を、好みに応じて切り替えることができます。
- 12/24時間制表示切替
- 日付表示(月/日表示入替)
- 6ヵ国語の曜日表示切替
最初に好みのものを選んだら、そこから切り替えることは多くはないですが、自分にとって見やすい表示方法を選べるのは嬉しいです。
専用アプリでさらに便利に
専用アプリ「CASIO WATCHES」を使用することで、より便利に活用することができます。
アラーム、タイマー、ワールドタイムの設定

本体の機能設定をスマホで行うこともできます。
本体で行う場合は、多少慣れが必要になりますが、スマホだと簡単に行うことができて便利です。また、ワールドタイムの詳細な設定や、ホームタイム/ワールドタイム表示入替がアプリで簡単に行えます。
CASIO WATCHESでワールドタイム都市を設定し、時計にその都市の時刻をセットします。ワールドタイム都市にはサマータイムの時期になると自動でサマータイムになるような設定ができます。
CASIO WATCHESにある約300都市以外に、地図上の好きな場所を指定して、オリジナル都市として設定することもできます。
リマインダー設定

アプリで作成した予定を、時計がリマインド通知。点滅やタイトル表示のほか、ライト点灯時に発光色が変化します。
大事な予定や記念日など、忘れたくない日を登録すると、当日に時計が知らせてくれるので安心。
登録件数は最大5件までですが、個人的には必要十分な登録数に感じています。
携帯電話探索

時計のボタン操作で、スマートフォンを鳴らして探すことができる便利な機能です。
曲の選択と音量を設定することができます。
自動時刻修正
毎日決まった時刻に、時計をネットワーク上の正確な時刻に自動で合わせてくれます。
1日に4回の時刻合わせがスケジュールされているので、常に正確な時刻が確認できます。
タイム&プレイスログ
時計のボタン操作で、その時点の時間と場所をアプリの地図上にスタンプ。タイトルを編集してログデータとして管理が可能です。
G-SHOCK GMW-B5000-1JFのメリット・デメリット

G-SHOCK GMW-B5000-1JFを使用して感じた、メリット・デメリットについて紹介します。
以下デメリットです。
価格が高め
G-SHOCKの中でも上位モデルにあたるため、他モデルに比べて価格が高い点は注意が必要です。
ただ、この高級感のある見た目と豊富な機能を考えると、GMW-B5000 1JFを選んでとても満足しています。もし見た目や機能の劣る下位モデルを選んでいたら、ここまで使い込んでいなかったと思います。
ソーラー充電にも寿命はある
約3年以上、一度もメンテナンスせずとも快適に使用できていたので、このまま一生使い続けれるのではないかと淡い期待もしていましたが、そんなことはありませんでした。
最近では充電がうまくされないことが増えてきたので、電池部分の寿命を感じています。
調べてみると一般的には7年ほど持つそうなので、私の場合は電池の劣化が早いほうかもしれません。
ただ、3年以上腕時計の充電ストレスは無縁だったので、メンテナンス無しで十分ここまで活躍してくれたと思います。
電池交換に関しては、メンテナンスも兼ねてCASIOの正規店「G-SHOCK STORE」に持っていこうと思っています。かかった費用や様子については、また別の記事でまとめて紹介します。
G-SHOCK GMW-B5000-1JFのまとめ

総評
外出時に欠かせないアイテム。充電不要のソーラー駆動が快適すぎる
G-SHOCK GMW-B5000-1JFは、ソーラー充電・電波時計・高い耐久性というG-SHOCKならではの機能性に加え、高級感のある上質なデザインが魅力。
日常的な使用でストレスを感じることが少なく、着けるだけで安心かつ所有欲も満たしてくれる腕時計といえます。バッテリー管理や余計な設定が不要で、シンプルで信頼できる相棒として外出時には欠かせないアイテムです。
- メンテナンスの手間をかけたくない
- 高級感がほしい
- オン/オフ兼用で使いたい
- 充電が面倒に感じる
- 外回りや出張の多いビジネスパーソン
- アウトドアや旅行が好きな人
見た目・使い心地・機能のバランスが取れた、長く愛用できる一本を探している方には、とてもおすすめのモデルです。シンプルだけど存在感のあるデザインで、幅広いシーンになじみやすく、使い心地も快適。充電の手間が気になる人は、特に気に入るモデルだと思います。是非チェックしてみてください。

