【旅行用のショルダーバッグ】グレゴリー トランスファーショルダーLをレビュー│容量4Lが最適なバランス。日常使いやカメラバッグにもおすすめ

こんにちは、旅行好きのるいとーです。
先日、神戸にひとり旅に行ってきたのですが、その時に使用したショルダーバッグがとても使いやすかったので、今回紹介したいと思います。
使用しているショルダーバッグは「グレゴリー トランスファーショルダー L 」
今まで2~3Lの容量のバッグ(Mantis2など)を使用したり、サコッシュを使用したりといろいろと試してきたのですが、どれもどこか不満が残る使用感で悩んでいました。
いくつか試していく中で、自分にとって必要な条件として特に重視したのが、次の2点でした。
- 500mLのペットボトルが横向きで入ること
- 大きすぎても困るので最大容量4Lくらいまで
この2つの条件に合うバッグを探していたところ、たまたま立ち寄ったデパートの紳士服売り場で理想に近いものを発見。その場で別カラーを扱っている実店舗を調べ、すぐに足を運んで購入しました
GREGORYはバックパックを多く取り扱う有名なアウトドアブランド。私も認知してはいましたが、購入するのは今回が初めて。
結果的に、見た目の良さと4Lという使いやすい容量のおかげで、これまで感じていた不満が一気に解消されました。
この記事で、実際に旅行用ショルダーバッグとして愛用している「グレゴリー トランスファーショルダー L」について詳しく紹介していきます。旅行用のショルダーバッグ選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

グレゴリー トランスファーショルダーLについて
グレゴリー(GREGORY)は、アメリカ・カリフォルニア州で創業されたバックパック(リュックサック)ブランドです。登山用リュックとして知られていますが、タウンユースやビジネスシーンでも人気があります。
今回紹介するグレゴリー トランスファーショルダーは2サイズ展開されていて、使用しているのは一番大きいLサイズです。
スペック・技術仕様
製品名称 | グレゴリー(GREGORY)トランスファーショルダーL |
サイズ | 29.0 x 19.5 x 11.0 cm |
重量 | 0.22 kg |
素材 | ナイロン100% |
カラー | コーデュラバリスティックブラック / ブラック(ナイロン) |
ポケットの数 | 3(外側2/内側1) |
機能 | 長さ調節可能なショルダーストラップ |
【旅行用のショルダーバッグ】グレゴリー トランスファーショルダーLをレビュー

グレゴリー(GREGORY)トランスファーショルダーLについて詳しく見ていきます!まずは気に入っている外観から。
外観と拡張性

購入したのはコーデュラバリスティックブラックというカラーで、高級感を感じるキレイな見た目です。
売り場で見つけた時はナイロンタイプのブラックモデルしか取り扱ってなかったので、コーデュラバリスティックモデルがあることを知って、急いで公式の店舗まで買いに行きました。
ナイロンタイプもカジュアルで良いのですが、今回はキレイめなショルダーバッグがほしかったのでコーデュラバリスティックを選びました。
こちらのモデルのほうが生地が丈夫で、多少の雨でも大丈夫そうな安心感があります。

裏面は平らなパッド入りで、体に密着しやすい設計になっています。
少し硬めでサラサラしている感触。使用していても快適で痛くなったりすることはありませんでした。

裏面がしっかりしているので、自立性があって使いやすいです。

下側にはウェビングループが備えられていて、折りたたみ傘や三脚などを挟めるようになっています。MサイズにはなくLサイズだけの仕様です。

ここも意外と使いやすくて、カメラ用のグッズを挟んでおくのに最適で、かなり重宝しました。


折りたたみ傘などを挟んでおくのにも便利です。
ブラックのロゴがさりげなくかっこいい

ナイロンブラックのモデルでは、ロゴがホワイトでアクセントになっていますが、コーデュラブラックはロゴもブラックに近いカラーで統一されており、全体的に落ち着いた印象に仕上がっています。
ロゴの文字はほんのりグレーがかっていて、光の当たり方によってさりげなく浮かび上がるような表情を見せてくれるのも魅力のひとつです。

キレイに縫い合わせられているのもさすがのグレゴリー。
ダブルジッパー開閉式のメインコンパートメント

メインポケットはYKK仕様のジッパーが2つ搭載されています。ジッパーが2つあることで、自分の好きな位置でポケットを開閉できるので、かなり便利に使用できます。

例えば右側によく利用するハンカチなどを収納しておき、片方のジッパーを少しずらすだけで簡単にアクセスできます。


逆に左側にモバイルバッテリーを収納しておき、ジッパーを左側にセットしておけば簡単に取り出すことができます。

好きな位置からケーブルだけを出すことも可能なので、モバイルバッテリーで充電しながらスマホやカメラを利用するのにもとても便利です。


旅行中はDJI Pocket2で街並みを撮影していたので、この状態になっていることも多くてかなり便利でした。
これが1つのジッパーしかないと、好きな位置からケーブルを出すことができないので使いづらく感じていたと思います。

また、500mlのペットボトルを縦でいれる際にも便利です。

横向きにももちろん収納可能ですが、他のモノも多く収納しているとアクセスがしづらくなってしまうので、頻繁に水分補給したいシーンでは縦入れが便利でした。
見た目的にはキャップ上部が露出してしまうので良くはないですが、こういった使用法ができるのもダブルジッパー開閉式の良さ。
普段はペットボトルを横入れするので見た目も問題ないですが、状況に応じて便利な選択肢がとれるのは良いメリットに感じます。


実際に肩から掛けて使ってみると、メインポケットが大きく開くので中が見やすく、荷物の出し入れもしやすく感じました。
防犯性のある、体に近い内側ポケット

ここが個人的にかなり大きなメリットに感じています。こちらもMサイズにはなくLサイズだけの仕様です。
とても体に近い位置にポケットがあるので防犯性能が高め。貴重品を収納する専用のポケットとしての使用がおすすめです。

長財布も問題なく収納できるサイズ感。
私は付属されていた持ち手部分を外して、ポケットが目立ちにくいようにしています。
持ち手がなくても開閉はしやすいので安心。
今年は海外旅行を予定しているのですが、このポケットがあるのなら海外にも安心して持っていけそうです。
個人的には、海外旅行用によくあるセキュリティポーチのようなものは使いたくなくて、普段使い慣れているバッグのままで防犯性を高めたい派です。
そういう意味でも、グレゴリー トランスファーショルダーLの内側ポケットの仕様はすごくありがたく感じました。早く海外でも実際に使ってみたくなります。
長さ調節可能なショルダーストラップ

ショルダーストラップは自由な位置に調節が可能なので、自分が使いやすい位置で使用できます。
調節も簡単でした。

ストラップ部分は特別太いわけではないですが、細いということもなく、使用していて痛みを感じることはありませんでした。
vlogカメラや充電器、モバイルバッテリー、水などかなり詰め込みながら歩き回っていたのですが、肩への負担はあまり感じなかったので快適でした。
ショルダーバッグなのでそこまで重くなることはないと思いますが、ショルダー部分もしっかりしているので安心して使用できます。
アクセスしやすい外側ポケット。内部にはキーフォブ付き

外側ポケットのジッパーもYKK仕様で使用感良好。

意外と「ガバッ」と開くので、結構色々と収納できます。

私はよく使用するハンカチ、ポケットティッシュ、クロス、目薬などの化粧品類、エコバッグなどを収納していました。

まだ余裕があります。

外側ポケットにも多く収納ができたので、メインポケットと使用するジャンルを分けることができます。
一番内側には貴重品、メインポケットはスマホや充電器、水などの大きなモノ。外側には日用品といった使い方が考えられます。
使用する人や旅行先によって好きにカスタマイズできて、自由度の高いショルダーバッグです。

内部にはキーフォブ付きで、鍵やストラップを取り付けておくのに便利。
私はよく自転車の鍵を取り付けています。ここに取り付けておけば鍵を無くす心配がなくなって安心です。
容量4Lが絶妙なサイズ

今回ショルダーバッグを選ぶ条件として、「4L」という容量を重視したのですが、目論見通り、旅行用にもかなり最適な容量でした。
容量が増えるほど、見た目のスマートさは損なわれがち
ショルダーバッグはサイズ容量が小さくなればなるほど、見た目はスタイリッシュでかっこよくなります。ただその反対に容量は少なくなっていくので利便性は落ちます。
なのでこの2つの、自分にとってのいいバランスを見つければ、満足度も高くなるわけです。
今回旅行用のショルダーバッグとして考えた時に、自分は4Lなら見た目も気に入って使用できると考えたので、今回4Lというサイズ感を重視しました。
結果的に、入れたいものはすべてしっかり収納でき、少し余裕もあるおかげで出し入れもスムーズ。
4Lという容量になったことでポケットの数が増え、防犯面でも安心感がアップしました。
さらに、ボトムにはウェビングループも搭載されていて、必要に応じた拡張性も確保。まさに理想的な使い心地のバッグです。
2.5Lや3Lのショルダーバッグは見た目は抜群なのですが、どうしても収納力や利便性に不満を感じていたので、バランスの良い4Lを選択して正解でした。
ちなみに、4Lを超えるサイズのショルダーバッグになると、一気に見た目のバランスが崩れやすくなる印象があります。
使用する人の体格にもよりますが、身長173cmの筆者がそれ以上の容量のバッグを使うと、どうしても不格好に見えてしまうことも。
容量が増えることで利便性は確かに上がりますが、見た目とのバランスを考えると、本体サイズはなるべくコンパクトな方がスマートな印象になります。
特に大容量を重視して選ぶ場合は、デザインとのバランスにも注意してみてください。
グレゴリー トランスファーショルダーLの収納力

実際に神戸に旅行に行った時に持ち歩いていたものを紹介します。

メインポケットと内側のポケットにこれだけ詰め込んでいました。
- モバイルバッテリー
- 充電器兼モバイルバッテリー
- ケーブル各種
- メガネケース
- 有線イヤホン
- DJI Pocket2
- 無印良品のケースS
- 折りたたみ傘
- 長財布
- カードケース
- 小銭入れ
- 500mlのペットボトル
※画像にはありませんが他にApple純正20W充電器とUSB-Cケーブルを持ち歩いていました。
折りたたみ傘はボトム部分にはさんでいましたが、雨は降らなさそうだったので、途中からリュックにしまっていました。

外側のポケットに収納していたものも合わせて全て収納してみます。

ペットボトルは一番下に横向きで収納。貴重品類は一番手前のポケットに。化粧品類は一番外側のポケットへ。

ジッパーが問題なく閉まりました。

これだけ詰め込んでもまだ少し余裕がありました。バッグの形もそれなりにキレイに保っていて自立性も問題ありませんでした。
ペットボトルを縦向きに入れたり、そもそも収納しなければ、もっと余裕があるのでかなり収納力が高いです。
グレゴリートランスファーショルダーの気になる所

グレゴリートランスファーショルダーLの気になる所についても紹介します。
人によっては大きく感じる

画像は容量約19Lのバックパック「THE BROWN BUFFALO コンシールバックパック」との大きさの比較です。
容量4Lとなると「ショルダーバッグを掛けている」という印象が強くなり、身長や体の大きさによってはサイズ感が大きく感じる場合もあります。
1つ下のサイズでMサイズがあり、どちらを購入するのか非常に迷いました。
見た目はMサイズの方がしっくりきたのですが、今までの不満を考えると絶対に使いづらく感じるとおもったので、Lサイズを選択しました。
購入後も当日から~翌日までは正直大きすぎたか不安に思うこともありましたが、実際に服装を整えてから日常で使用したり旅行で使用してみたら、見た目も良くて利便性が高く、今では丁度よいバランスに感じて快適に使用できています。
有名なアウトドアブランドなので、できれば試着して試すのが一番ですが、正直自分は試着しても全然決めきれなかったのでサイズ選びは本当に難しいです。
かなり気に入ったので、日常使い専用にMサイズを購入するのもありかなと思ったのですが、今はLサイズが快適すぎて乗り換える予定はありません。
もし旅行用のショルダーバッグを探されているのであれば、拡張性があり防犯性の高いポケットも搭載されているLサイズをおすすめします。
日常使用がメインであればMサイズが見た目も抜群でおすすめです。
グレゴリートランスファーショルダーLのまとめ

総評
容量4Lが旅行用に最適なバランス。日常使いやカメラバッグにもおすすめ。
デメリットに関してもっと紹介したかったのですが、不満に思うことがあまりありませんでした。
また使用していて気になった点があれば追記していきたいと思います。
今回、当ブログでは珍しい満点評価。あまりべた褒めするレビュー記事は好きではないのですが、グレゴリートランスファーショルダーLをかなり気に入ってしまいました。
- 旅行用のショルダーバッグを探している
- 見た目も利便性も両方重視したい
- 防犯性能が欲しい
- 日常使用でも収納力がほしい
- カメラバッグとして
- カジュアルとキレイめで悩んでいる
今回紹介したコーデュラブラックはキレイめな印象。ナイロンブラックはカジュアルな印象があるので、使いたいシーンに合わせて選択することができるのも魅力です。
旅行用としてだけでなく、日常でもカメラバッグとしても利用しているので、これらの用途でショルダーバッグを探されている方にもおすすめです。
見た目と容量のバランスが良い、利便性の高いショルダーバッグをお探しの方は是非チェックしてみてください。




