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旅カメラにOLYMPUS PEN E-P7はちょうどいい？風景撮影で使えるか本気で検討してみた
るいとー
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こんにちは、るいとーです。
旅行先で「軽くて画質も良いカメラがほしい」と思ったことはありませんか？
特に風景や街並みをしっかり残したい旅では、スマホではちょっと物足りない…なんてことも。
そこで最近気になっているのが、OM SYSTEM（旧OLYMPUS）のミラーレス一眼「PEN E-P7」。
手のひらサイズで軽量ながら、ミラーレスらしい高画質な撮影が可能ということで、「旅カメラ」として理想的に見える1台です。
本記事では、旅行用カメラとしてPEN E-P7は最適なのか、特に風景撮影の観点からじっくり検討してみました。
OM SYSTEM/オリンパス
ポチップ
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OLYMPUS PEN E-P7が気になった理由
OLYMPUS PEN E-P7に惹かれた理由は、そのコンパクトさと高い機能性。
そしてなにより、見た目のかっこよさ！！
クラシカルで洗練されたデザインが目を引き、撮影へのモチベーションを高めてくれる小型軽量ボディーが、旅行用のカメラとして最適なのではないかと気になっています。
さらに、10万円前後という手頃な価格帯も大きな魅力。
昨今のカメラ価格の高騰が続く中で、この価格でこれだけの品質を得られるのは非常にありがたい選択肢です。
アルミ削り出しのダイヤルなど細部にまでこだわって丁寧に作り込まれており、ボディ単体でわずか337g、標準ズームレンズを装着しても約430gという軽さ。
この取り回しの良さは、旅先での撮影を快適にしてくれる大きな魅力です。
OLYMPUS「PEN E-P7」とは？特徴とスペック概要
OLYMPUS「PEN E-P7」とは、マイクロフォーサーズ規格を採用したミラーレス一眼カメラで、特にコンパクトさとデザイン性の高さが魅力のモデルです。
旅行や日常の記録にぴったりなサイズ感で、気軽に持ち歩きやすいのも大きな特徴。
外観はクラシカルで、金属ボディの質感やアルミ削り出しのダイヤルなど、見た目にも使い心地にもこだわられた設計。
カラーはシルバーとホワイトの2色展開で、どちらもカメラを持つ楽しさを引き立ててくれるデザインです。
スペック・技術仕様
| 製品名称 | PEN E-P7 |
| 本体サイズ | W118.3× H68.5× D38.1mm |
| 質量 | 337g(充電池およびメモリーカード含む) |
| センサーサイズ | マイクロフォーサーズ |
| レンズマウント | マイクロフォーサーズマウント |
| センサー | 4/3型Live MOS センサー |
| 有効画素数 | 約2030万画素 |
| デジタルテレコン | 倍率2倍 |
| 防塵・防滴 | 未対応（音波防塵フィルター） |
| 記録画像形式 | JPEG、RAW（12bitロスレス圧縮）、JPEG+RAW |
| 記録画像サイズ | RAW: 5184×3888 JPEG: 5184×3888～1280×960 |
| 動画記録方式 | MOV（MPEG-4AVC / H.264） |
| 動画記録サイズ | 最大3840×2160（4K） |
| 動画記録時間制限 | 約29分 |
| 手ぶれ補正 | センサーシフト式5軸手ぶれ補正 補正段数: 4.5 |
| モニター形式 | 約104万ドット / チルトタイプ |
| パッケージ内容 | ボディー USBケーブル ショルダーストラップ 取扱説明書 保証書 リチウムイオン充電池BLS-50 USB-ACアダプター F-5AC |
スマホ・他社ミラーレスと比較してどう？旅行カメラとしての立ち位置
スマホとの比較
近年、スマートフォンのカメラ性能が飛躍的に向上し、コンパクトデジタルカメラの存在意義が問われるようになってきました。
スマホは手軽で持ち運びしやすく、日常的な撮影には非常に便利です。しかし画質や操作の自由度にはどうしても限界があります。
なにより、日本ではスマホで撮影すると大きなシャッター音が鳴ることが多く、静かな場所や周囲に配慮が必要なシーンでは気を使います。
撮影環境への配慮や撮影体験の快適さを考えると、この点はスマホ撮影の大きなデメリットに感じています。
また、スマホカメラでは露出が不安定になったり、画像処理による不自然な補正が目立つこともあります。こうした点が、風景撮影や細部の表現を求める際には物足りなさにつながる場合も。
一方で、オリンパスPEN E-P7はコンパクトながらも高性能なマイクロフォーサーズセンサーを搭載し、多彩なレンズ交換も可能です。
これにより、旅先での風景の細かなディテールや豊かな色彩を忠実に再現でき、スマホでは捉えきれない美しい写真が撮影できます。
また、PEN E-P7は小型軽量で持ち運びやすく、旅行中もストレスなく携帯できるため、スマホ以上の撮影クオリティを求める旅行者にとって理想的なカメラと言えます。
他社ミラーレスカメラとの比較
他社のミラーレスカメラと比べると、OM SYSTEMのPEN E-P7は特にコンパクトさと軽さで際立っています。
ボディ内手ぶれ補正により安定した撮影が可能なほか、180度チルト液晶を備えているため、自撮り撮影にも最適。
写真の色味を瞬時に調整できる「プロファイルコントロール」機能や、デジタルテレコンによる2倍ズーム機能も搭載しており、多彩な撮影スタイルに対応可能。
マイクロフォーサーズ規格のため、ボディもレンズも比較的軽量で、旅行時の持ち運び負担を大きく軽減できます。
画質面では同クラスのAPS-Cセンサー搭載機に若干劣る部分もありますが、風景撮影に必要な解像感や色再現性は十分。
価格帯も比較的手ごろで、「気軽に本格的な写真を楽しみたい旅行者」にとっては非常に魅力的な選択肢と言えます。
もちろん大きなボケ感やより高い描写力を求める場合には、APS-Cやフルサイズ機の方が適しているかもしれません。
しかしPEN E-P7はコンパクトさと機能性、そして洗練されたデザインを兼ね備えており、このクラスの中では唯一無二の存在と感じられました。
総じてOLYMPUS「PEN E-P7」は、軽量コンパクトで使いやすい旅行用のカメラとして、スマホや他社ミラーレスとしっかり差別化された価値を持つ一台です。
PEN E-P7とあわせて使いたい単焦点レンズ
PEN E-P7は軽量・コンパクトなキットレンズとあわせて使うのも非常に魅力的。
しかし本機はレンズ交換式のミラーレスカメラ。
せっかくならその強みを活かして、単焦点レンズを使ったより高精細な写真撮影も楽しみたいところ。
そこで、現時点で気になっているレンズもいくつか紹介します。
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
まずおすすめしたいのが、同じくオリンパス製の単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」
焦点距離は17mm（35mm換算で約34mm）と、日常使いにちょうどいい画角で、風景からスナップ撮影まで幅広く活躍してくれます。
サイズもコンパクトで重量はわずか約120g。PEN E-P7との相性もバッチリです。
また、AFからMFへの切り替えがスムーズに行える「スナップショットフォーカス機構」が搭載されているのも特徴で、フォーカスリングを手前にスライドすることで、直感的なフォーカス調節が可能です。
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また、2025年には新モデルの「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II」も登場しました。
このモデルはAF/MFクラッチが省略された代わりに、防塵防滴に配慮した設計となっています。
スナップショットフォーカス機構にこだわりがなければ、より耐環境性に優れたこちらの新モデルを選ぶのも安心感があります。
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II
続いては換算50mmの単焦点標準レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II」
50mmの画角は人間の視野に近く遠近感の誇張が少ないため、見たままの光景を自然に再現するのに適しています。
そのため、初めて使う単焦点レンズとしても非常に魅力的な選択肢です。
風景全体をダイナミックに写すというよりも、注目したい部分を切り取るような撮影にぴったり。
構図を工夫しながら、自分なりの表現を楽しむことができます。
また、IPX1相当の防塵・防滴に配慮した設計となっているので、旅行先でも安心して使用可能。重量は約156gと軽量で、PEN E-P7のコンパクトさを損なわない点も大きな魅力です。
日常使いの常用レンズとしてはもちろん、旅のお供に加える交換用レンズとしても非常に優秀な1本です。
OLYMPUS PEN E-P7の気になるポイント
ここまでOLYMPUS PEN E-P7の魅力をまとめてきましたが、気になるポイントも紹介します。
EVF (電子ビューファインダー)は非搭載
PEN E-P7にはEVFが搭載されていません。
そのため撮影体験を重視する方にとってはやや物足りなく感じる場面もあるかもしれません。
特に強い日差しの下では背面モニターが見づらくなりやすいため、撮影時にストレスを感じることもあります。
とはいえEVFを省いたことで実現したコンパクトで軽量なデザインは、旅行用カメラとして大きな魅力。個人的には、この製品設計がPEN E-P7の魅力の一つとも感じています。
端子類が本体グリップ側に集約
本体の入出力端子には、USB Micro-BとHDMIマイクロコネクターが採用されています。どちらもグリップ側に配置されているため、撮影しながらの使用にはやや不向きです。
とくにUSB Micro-B端子は本体充電用として使いますが、撮影しながらの給電は現実的ではありません。
コンパクトさを優先した設計の結果だとは思いますが、実際の運用では不便に感じる場面もありそうです。
せめて端子がUSB-Cであれば、より使いやすかったのではないかと思います。
下方向への180度チルト式液晶
PEN E-P7のモニターは180度チルト式で、自撮りや俯瞰撮影にも便利な設計です。
ただし、モニターは上ではなく下方向に展開する方式のため少し違和感を感じました。
また、三脚や自撮り棒を使用している場合はモニターが見えづらくなることもあるため、撮影スタイルによっては使いにくさを感じる場面も想定できます。
しかし180度チルト式に対応しているというだけでも大きなメリット。
手持ち撮影を想定し、携帯性や取り回しの良さを優先したデザインだということを、あらためて再認識できます。
まとめ｜PEN E-P7は旅の風景撮影にちょうどいい相棒になりそう
OLYMPUS PEN E-P7は、コンパクトで軽量なボディに本格的な撮影性能を詰め込んだ1台。
スマホよりも一歩進んだ表現力を求めたい旅行者にとっては、まさにちょうどいい存在です。
マイクロフォーサーズセンサーによる高画質、充実した撮影機能、そして洗練されたデザインは、旅先での風景撮影をより楽しいものにしてくれます。
EVF非搭載や端子まわりの不便さなど、小さなデメリットもあるものの、それを補って余りある取り回しの良さと使いやすさがあります。
なにより10万円前後で購入できるコスパの高さは圧倒的。
今すぐにでもポチりたいところですが、個人的に他にも気になっているカメラとしてリコーのGR4や、富士フイルムX-E5の発売が控えているので、店舗で実機を触ったりして冷静に検討していきます。
「気軽に持ち歩けて、旅の風景をしっかりと残せるカメラが欲しい」そんな方にとって、PEN E-P7は旅のおともとして非常に心強い相棒になりそうです。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
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ABOUT ME
ルイデントを運営している人。自分が使ってよかったガジェットや、暮らしに役立つ便利な情報を発信。趣味は雑貨集め、動画と音楽、ひとり旅。MLBシーズン中はドジャース観戦記もゆるく書いています。
