【レビュー】Anker PowerCore 10000 PD Redux│一日使用に最適なサイズ感のPD対応モバイルバッテリー

こんにちは るいとーです。
今回は旅行先でも活躍してくれたモバイルバッテリーについて紹介します。
近年はスマホのバッテリー容量が上がってきたことから、5000mAhのモバイルバッテリーでは1日の使用で不十分に感じる場面も増えてきました。
なので1日、外での行動が予想される日は10000mAhクラスのモバイルバッテリーを持ち歩くようにしています。
そんな中、10000mAhの容量でPower Deliveryに対応し、高速充電に対応しているモデルが「Anker PowerCore 10000 PD Redux」です。
なめらかなマット素材と、電池残量を確認できるシックな青色のLEDライトを採用されており、デザインの面でも利便性が高いです。
この記事で実際の使用感について詳しく紹介していきます。

Anker PowerCore 10000 PD Reduxの概要

Anker PowerCore 10000 PD Reduxは、ほとんどのスマートフォンに約2回、タブレットに1回以上充電可能です。
Power Deliveryに対応し、スマホの充電と本体をフルスピード充電をすることができます。
スペック・技術仕様
項目 | 内容 |
---|---|
製品名称 | Anker PowerCore 10000 PD Redux |
サイズ | 約107 × 52 × 27mm |
重さ | 約194g |
バッテリー容量 | 10000mAh |
出力ポート数 | 2(USB-C / USB-A) |
出力 | USB-C:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A USB-A:5V=2.4A |
合計出力 | 最大18W |
入力 | USB-C:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A |
Anker PowerCore 10000 PD Reduxのレビュー

Anker PowerCore 10000 PD Reduxは内部構造だけでなく外観デザインにまでこだわりが感じられます。
本体前面はなめらかなマット素材となっており、上質なデザインに感じらます。
マット素材には滑りにくいというメリットがあるので、利便性の面でも役立ってくれています。

充電端子部分を見てみると、左側にIQ対応のUSB-Aポート、左側にPD対応のUSB-Cポートが搭載されています。
- IQ(PowerIQ)
- Anker独自の急速充電テクノロジー
- PD(Power Delivery)
- 充電や電力供給をより効率的かつ高速に行うことができる規格
PD対応のポートは本体を充電する際にも使用します。
全体的なフォルムは角が取られて丸みを帯びているので、手への収まりが非常に高いです。
つい片手で持ちたくなるようなフォルムをしています。

全面のボタン部分には、電池残量を確認できるシックな青色のLEDライトが採用されており、視覚的かつ直感的に電池残量を確認することができるので、バッテリー残量への心配が減り安心です。

本体横から見ると厚みを感じないスマートなデザインで、ショルダーバッグの中でも手軽に使用できます。

私はショルダーバッグに縦向きで収納することが多く、ケーブルを挿すだけでバッグ内に収納した状態で使用できているのでとても快適です。
Anker PowerCore 10000 PD Reduxのデメリット
充電残量は4段階ごとでしか確認できないので、1%単位などもっと細かく残量を把握したい場合は、他のモバイルバッテリーを検討されたほうが良いかもしれません。
1%ごとに分かったほうがより便利ですが、私としてはシンプルな表示で気に入っています。
カラーに関しては現時点でブラックのみなので、別のカラーは選べません。
個人的にはホワイトカラーがあったら嬉しかったです。
旅行で使った感想

Anker PowerCore 10000 PD Reduxを神戸一泊二日の旅行に行った時にも使用しましたが、10000mAhが丁度よい容量で、スマホのバッテリーが切れることなく過ごせました。
本体が大きすぎずコンパクトなので、街歩き用のサコッシュやショルダーバッグにも収まりが良かったです。
本体上部が滑らかなマット加工で滑りにくい仕様になっているので、外での使用でも本体を落とす心配はなく使いやすかったです。
電池残量を確認できるシックな青色のLEDライトがあるおかげで、残りのバッテリーを考えながら使用することもできたので、充電切れのリスクを減らすことに役立ってくれました。
ただ今回の旅行で感じた点としては、スマホ以外でも充電したいデバイスがある場合には、10000mAhでは安心しきれないということ。
スマホだけであれば旅行でも1日問題なかったのですが、私はスマホだけでなくdjipocket2などのvlogカメラの充電も同時に行ったので、カメラとスマホを併用する場合は10000mAhでは不十分にも感じました。
ただ10000mAhより容量を求めると、一気にサイズや重さを感じてしまうので、単純に大容量のモバイルバッテリーを買えば解決というわけにもいきません。
個人的にはサイズと容量を考えると、日常でも旅行においても10000mAhというサイズ感が使いやすいので、10000mAhを別途買い足すか、より大容量のモバイルバッテリーを購入するかを検討中です。
10000mAhは2つあると異なるカバンに入れておけたり、故障のリスク回避や物理的に充電ポートを増やせるメリットもあるので、持ち物が増える懸念はありますが、かなりいい選択肢に思えています。

Anker PowerCore 10000 PD Reduxのまとめ

総評
一日使用に最適なサイズ感のPD対応モバイルバッテリー
スマホの利用がメインであれば旅行にも最適
Anker PowerCore 10000 PD Reduxは10000mAhが丁度よい容量で、旅行で利用してもスマホのバッテリーが切れること無く過ごせました。
本体が大きすぎずコンパクトなので、いつでも持ち歩きたくなるサイズ感です。
- スマホでの利用がメイン
- USB-AもCポートも使いたい
- 電池残量を確認したい
- 持ちやすいものが良い
- 充電速度を重視
USB-AとCポートの両方を搭載しているので、様々なケーブルやデバイスに対応しているのも嬉しいポイント。
カメラなど他のデバイスでも使用したい場合は容量不足を感じるかもしれないのでご注意ください。
現在はAnkerから最大25W出力にアップグレードされた新モデルが販売されているので、今から購入される場合はこちらがおすすめです。
スマホでの使用がメインであれば、旅行でも1日快適に利用できます。1日使用に最適なモバイルバッテリーを検討されている方は是非チェックしてみてください。

