【開封レビュー】Nikon Z5IIと24-120mm f/4 Sを購入|使った感想&アクセサリ紹介
長らくカメラ選びで迷っていましたが、ついにフルサイズミラーレス一眼カメラの「Nikon Z5II」と標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」を購入しました。
というのも2025年11月現在、Nikon Creators応援オータムキャンペーンが開催されていて、キャッシュバックに加えて、Z5II+Z 24-120mm f/4 S の同時購入割引も実装されていたので勢いでポチっちゃいました!
実際に触ってみると、想像以上の質感の高さと圧巻の描写力で、開封時点からとても感動。
必要なアクセサリもまとめて購入し、実際に外に出て試し撮りもしてきたので、今回はこのカメラを購入した理由や揃えたアクセサリ、使ってみた感想も含めて詳しく紹介していきます。
購入した理由と選んだポイント
ニコンのフルサイズミラーレス一眼カメラを選んだ理由

選んだ理由は、高い描写力と魅力的なレンズラインナップ、ニコンの正確な色表現を魅力に感じたからです。
今までカメラ選びに悩んでいたのは、高い描写力とサイズ感のバランスを決めきれなかったことが原因ですが、今回はとにかく描写力にフォーカスしてカメラを購入することにしました。
私の撮影用途としては主に、
- 物撮り
- 街撮りスナップ
- 旅行の風景撮影
となっており、本来であれば旅行ではコンパクトなカメラのほうが扱いやすいのですが、1台ですべてを完璧にカバーすることは難しいという結論に。
描写力を重視すればどうしてもボディは大型化し、旅カメラとしてのコンパクトさは失われてしまいます。
しかし、そもそも物撮りは室内での撮影中心でサイズ感に制限はほぼありません。加えて撮影データを失いたくないのでダブルスロット搭載モデルが選択肢に入ります。
そうなってくると必然的に旅カメラとの共存は難しい。それならいっそのこと「描写力に振り切ったカメラ選び」に切り替えようと考えました。
ここからフルサイズ機の比較がスタートし、最初はSony α7C IIを検討。しかし過去に使っていたα6400が自分には馴染まなかった経験から他メーカーも見てみることに。
そこで全く考えていなかったニコンのカメラを調べ始めてみると、フルサイズボディの完成度の高さと豊富なレンズラインナップに一気に惹きつけられました。
作例を見ても心動かされるものが多く、気づけばニコン機が最有力候補に。
そして調べて分かったオートホワイトバランスの細かな設定切り替え機能。シーンに応じて「白を優先する」か「雰囲気を優先する」か細かく選択できることがとても便利に感じました。
物撮り時はケルビン(k)を指定して撮ることが多いですが、光が安定していないときや出先での撮影シーンではこのモードが役立ってくれます。
あとは単純に「白を正しく写してくれる安心感」がニコンを選ぶ後押しになりました。
Nikon Z5IIを選んだ理由

ニコンのフルサイズ機といっても色々とありますが、最終的にZ5IIを購入。
- 高いグリップ力と堅牢性
- SDカード2枚対応のダブルスロット
- ズームレンズ装着時のバランスの良さ
- 価格以上のクオリティ
選んだ理由は、この4点が特に大きかったからです。
以前ニコンのAPS-C機であるZfcを使っていたこともあり、最初はZfを検討していました。しかし本体のグリップ力の弱さやレンズ相性の問題、ダブルスロットの一つがmicroSDである点が気になっていました。
実機を見てもカメラ本体のデザインはとても魅力的でしたが、ズームレンズをつけるとどうしてもフロントヘビーに感じられて、使うレンズを選ぶなーという印象。
デザインもクラシカルな雰囲気なので、ニコン標準レンズデザインの相違も少々気になるポイントでした。
デザインだけで選ぶならZfを購入していましたが、今回は扱いやすさとバランスの良さを重視した結果、Z5IIが最適解だと判断。
最初は正直Z5IIの見た目にそこまで惹かれていませんでしたが、実機を触ってみると質感の高さとグリップ力の高さ、そしてレンズを選べば意外と軽いと感じることに「これだ…」と納得でき、Z5IIを購入する決め手になりました。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを選んだ理由

最後まで悩みぬいたレンズ。購入直前まで何度も候補を入れ替えながら選んだ1本です。
最初の一本は広角から中望遠までカバーでき、風景撮影や歪みを抑えた物撮りにも対応するズームレンズに決めていました。
最終的に24-120 f/4 Sを選んだのは、実機で触ってみて許容できるサイズ感であったことと、お得なキャッシュバックキャンペーンの後押しが大きかったからです。
最初はNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの中古レンズを検討していましたが、24-120mm f/4 S の
- f/4通しで広角から中望遠まで一本でカバーできる懐の深さ
- 120mmまで伸びるニコンならではの便利ズーム域
- Sラインマークのかっこよさ
などに強く惹かれ、最終的にはこちらを選ぶことに。
Z5IIのレンズキットである24-50も気になりましたが、中望遠域までほしかったのと、将来的に単焦点のNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sを購入したいと考えていたこともあり今回は見送りました。
Nikon Z5IIと24-120mm f/4 Sを開封レビュー
Nikon Z5II

それではいざ開封…!

高額なアイテムの開封は緊張しますね。

すべて取り出すとこんな感じ。
カメラ本体に加えて、バッテリーとUSB-Cケーブル、カメラストラップが同梱されていました。

ボタンも多くて直感的な操作が捗ります。
i(アイ)ボタン上にあるサブセレクターのおかげで操作も軽快です。

本体左側面には充電ポートなどの端子類が一通りまとまっています。
- 外部マイク入力端子
- ヘッドホン/リモートコード端子
- USB端子
- HDMI端子
USB端子は本体充電に対応しているので出先での電力供給もバッチリ。
HDMIがmini仕様なのが人によっては気になるポイントとなりますが、私は今のところ使う予定がないので問題なし。

右手側面にはメモリーカードスロット。
標準サイズのSDカードが2枚挿せる安心仕様です。

上部には撮影モードダイヤルに加えてピクチャーコントロールボタンも備わっており、直感的な操作とシーンに応じた好みの色味を設定して撮影できます。

全面にはFn1/2ボタンに好きなコマンドを割り当てることができます。
私はFn1にDXクロップ、Fn2にAFエリアモードの変更を割り当ててみました。
本体はグリップ力が高くて持ちやすく、本体の質感も高い。ほどよい重さも相まって高級感も感じられます。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

お次はレンズを開封。

24-120mm f/4 Sも新品購入です。

付属のレンズフードがとても大きい。
クロスも付いてきて地味に嬉しい。

24mm~120mmまでをf/4通しでカバーする唯一無二の存在感。
サイズ感はあるけれど、室内撮りが多いし十分許容できる範囲。気合いをいれて撮影に望みたい屋外スナップでも、これ一本であらゆるシーンをカバーできそうです。

そしてNIKKOR「S」のロゴがとてもかっこいい…。
それとL-Fnボタンにカスタム機能も割り当てられるのが地味に便利。とりあえずAE/AFロックを割り当てて使っています。
Nikon Z5IIと24-120mm f/4 S

Nikon Z5IIと24-120mm f/4 Sを組み合わせるとこんな感じ。
本体とのデザイン相性もバッチリでかっこいい…。
グリップがしっかりしているからフロントヘビーにならず、安定して持ち運べます。

ああ……Sマークがかっこよすぎ!
横から見るととてもスタイリッシュ。

iPhone15Pro(標準)と比較してみるとこんな感じのサイズ感。
想像していたよりはコンパクトに感じられる印象。

付属のレンズフードを取り付けるとさすがに存在感を感じます。でもこれはこれでいい。

120mmまでズームするとここまで伸びる。

こうしてて見るとかなりの存在感。でも撮影しているときは意外と気にならない。
レンズフィルターを装着するのでフードは基本的に使わなくてもいいのかなーと悩みどころ。
ズームリングは均一なほどよい重さで操作性がとてもいい。

屋外に持ち出すのは大変かなーと危惧していたけれど、これなら旅先でも全然使えそう。
もちろん軽快さはそこまでないけれど、このセット一つであらゆるシーンをカバーできる万能さを感じます。
一緒に買ったアクセサリ一覧
Nikon Z5IIと24-120mm f/4 Sに加えて、必要なアクセサリもあわせて購入しました。
レンズフィルター ARCREST II PROTECTION FILTER 77mm

まずはレンズフィルター!
気合を入れてARCREST II PROTECTION FILTER 77mmを購入!
レンズフィルターで1万円オーバーは悩んだけど、薄さとスペックの高さ、ニコン純正品という点に惹かれました。

薄くて透明度も高くて、フィルターを付けているのかわからないほどに良い。おもいきって買って良かった。
バッテリーチャージャー MH-25a

標準では充電器が付属していないので、なくなく購入。
PD充電式のMH-34というモデルもありましたが、旧型のMH-25aを購入しました。
価格も約半額で手に入ってコンセントから直接給電可能。旧型の充電器を持っていない方はとりあえずこっちがおすすめ。
合わせて予備バッテリーEN-EL15cも一つ購入しました。
Z5II用液晶保護フィルム

液晶保護フィルムもニコン純正品を選びました。
いつもは角が浮いてしまうけれど、さすが純正品だけあって気泡一つなくキレイに貼れたのでよかった。
PGYTECH ラッピングクロス M

屋外に持っていくためのカメララップとして、PGYTECH ラッピングクロス Mを購入。
Nikon Z5IIと24-120mm f/4 Sをちょうど包み込めるサイズ感。

生地と生地が不思議とくっつく仕様でとても便利。
ホワイトでスタイリッシュな柄もお気に入り。
屋外での試し撮りと作例
名古屋にある日本庭園「徳川園」に試し撮りに行ってきたので、何枚か作例も載せておきます。
すべてjpg撮って出しです。






ズームレンズとは思えない抜群の写りで、これならこのサイズ感でも納得して持ち出せそうです。
というよりもっと撮りたいという気持ちにさせてくれます。笑
f/4でもしっかりボケるし、玉ボケもキレイに出る。はやくこのカメラを持って旅行にいってみたいです。
Nikon Z5IIと24-120mm f/4 Sのレビューまとめ

Nikon Z5IIと24-120mm f/4 Sは扱いやすさと描写力のバランスが非常に良く、あらゆるシーンに対応できる万能さを実感しました。
Z5IIは高いグリップ力と直感的な操作性、そしてダブルスロットの安心感があり、実際に使ってみるとちょうど良い重さと確かな質感が魅力的に感じられます。
24-120mm f/4 Sは広角から中望遠まで一本でカバーでき、旅行・日常スナップ・物撮りのどれにも対応できる万能レンズとして非常に満足度が高いです。
今後もこのカメラとレンズを使い込んで、さまざまな撮影シーンで活躍させていきたいと思います。
カメラ選びに悩んでいる方は、ぜひ一度チェックしてみてください。




