【ドジャース観戦記】山本由伸が本領発揮!レンジャーズ戦で今季ベストピッチ

※本記事では、選手名の敬称を省略しています。より読みやすくするための表記ですが、選手への敬意を込めてお届けします。
今回は、日本時間2025年4月19日(土)から行われた、ドジャース対レンジャーズの3連戦についてご紹介します。
大谷翔平選手は、妻・真美子さんの出産に備えて産休に入り、今シリーズ2試合は欠場。無事に第1子となる女の子が誕生したとのことです。おめでとうございます!
なお、直前のロッキーズとの3連戦ではドジャースが全勝。4月3日のブレーブス戦以来となるスイープ(全勝)を達成しました。
今シリーズでは、山本由伸選手が圧巻のピッチングを披露し大きな注目を集め、現地メディアでも「サイヤング候補」としての声が高まりつつあります。
本記事で、レンジャーズ戦3試合のハイライトや、試合の感想をまとめていきます。山本由伸投手の圧巻のピッチング内容にも注目です。
【試合結果まとめ】シリーズ全3試合のスコアを一挙にチェック
まずはドジャースvsロッキーズ戦、シリーズ全3試合のスコアを一気に紹介します。
ドジャース対レンジャーズ 3連戦の振り返りと感想
第1戦:山本由伸、圧巻の10奪三振。サイ・ヤング賞に期待がかかる
第1戦は山本由伸が先発。初回から注目の集まる試合となりました。
結果は、7回無失点・10奪三振の快投。圧巻のピッチングで、今季の好調ぶりを改めて証明しました。もはや”ドジャースのエース”と呼ぶにふさわしい存在感を放っています。
現地メディアでは「サイ・ヤング賞候補」としての声も高まり、日本人初の快挙に期待が寄せられています。
※サイ・ヤング賞は、メジャーリーグのレギュラーシーズンで最も活躍した投手に贈られる栄誉ある賞。これまでの日本人最高位は、ダルビッシュ投手の2位です。
またこの日は、大谷選手が産休のため欠場。1番バッターはエドマンが務めましたが、初回からいきなりソロホームランを放ち、大谷選手の変わりをしっかりと務めました。
山本由伸の快投はもちろん、エドマンの活躍にも注目が集まる試合となり、ファンとしては毎試合目が離せません。
山本由伸もエドマンもやばすぎる!!最高!
第2戦:力投を見せた佐々木朗希、チームは惜しくもサヨナラ負け
第2戦は佐々木朗希が先発登板。
結果は6回2失点と好投し、メジャーリーグで初めて6イニングを投げ切りました。被安打はわずか2本、球数も78球と、余裕を感じさせる内容でした。
試合を重ねるごとに少しずつ課題を克服し、着実に調子を上げてきている印象です。
まだコントロールに不安定さが見られたり、守備に助けられている場面もありましたが、今後の成長がますます楽しみになるピッチングでした。
中継ぎ陣も粘り強く投げ、8回まで3対2と1点リードを守っていましたが、9回裏にアドリス・ガルシア選手に逆転サヨナラホームランを浴び、レンジャーズに敗戦。惜しくも佐々木朗希のメジャー初勝利とはなりませんでした。
とはいえ、フリーマンの今シーズン第4号となる2ランホームランや、佐々木朗希の力投など、見どころの多い試合となりました。
第3戦:接戦の第3戦目、1点を守り抜き勝利
第3戦目から出場となった大谷選手は、この日ヒットこそ出なかったものの、4打席目には四球で出塁し、貴重な1点に繋がる活躍を見せました。
先発のグラスノーは、4回まで無失点に抑える好投を披露。しかし5回途中に足の違和感を訴え、惜しくも途中降板となりました。大きな故障ではないことを願いたいところです。
試合は8回まで両チーム無得点のまま進む緊迫した投手戦に。迎えた8回、ドジャースが犠牲フライでついに先制。最後はリリーフ陣がしっかりと守り抜き、接戦を制しました。
投手の力投が光る3ゲームシリーズ
今シリーズは全3試合ともロースコアの接戦となり、両チームの投手陣が光る展開となりました。
ドジャースは3人の先発投手がそれぞれ素晴らしいピッチングを披露し、シリーズ勝ち越しに大きく貢献しました。
特に山本由伸は圧巻の内容で、エースとしての風格を見せつける活躍。一方、佐々木朗希も回を重ねるごとに調子を上げており、今後が非常に楽しみです。本人によると球速が思うように出なかったとのことですが、修正の見込みもあるようで、次回の登板に期待がかかります。
また、好投を続けていたグラスノーが足の違和感により途中降板となったのは残念でした。大事に至らず、無事にマウンドへ戻ってきてくれることを願っています。
【ドジャース観戦記】対レンジャーズ戦のまとめ

結果:2戦1敗。
ドジャースはレンジャーズとの3連戦で、2勝1敗とカード勝ち越し。産休中だった大谷翔平選手は第3戦から復帰し、四球で出塁し得点に貢献しました。
山本由伸は初戦で7回無失点・10奪三振と圧巻の投球を披露。現地では「サイ・ヤング賞候補」としての声も上がっています。佐々木朗希も6回2失点と好投を見せ、メジャー初勝利とはならなかったものの、着実に成長を感じさせる内容でした。
投手陣が奮闘した今回のシリーズ。今後のドジャースの戦いぶりにも期待が高まります。

