Nikon Zfc 16-50 VR レンズキットをレンタル|旅カメラとしての可能性を探る初日


こんにちは、カメラ選びに苦戦中の「るいとー」です。
今年の夏頃からカメラ選びに苦戦していましたが、ついに「これが最適なのでは?」と思えるカメラを1つ絞り込むことができました。
それが今回紹介したい「Nikon Zfc 16-50 VR レンズキット」です。
Nikon Zfcは2021年に発売されたDXフォーマット(APS-C)のミラーレスカメラ。もちろん前々から存在は知っていましたが、その後に発売したフルサイズ機「ZF」に気を取られ、あまり候補としては考えていませんでした。
選択肢から外れていた大きな理由は、手ぶれ補正が未搭載だったこと。しかし最近になってZfcを改めて検討すると、手ぶれ補正を搭載しているキットレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」の優秀さに気づきました。
そこで「これは一度試してみるしかない」と思い、カメラのレンタルサービスを利用して、実際に触ってみることに。
今回はレンタル初日の感想と、Nikon Zfc 16-50 VR レンズキットを選んだ理由、そして旅カメラとしての可能性を紹介していきます。

今回は日本最大級のカメラレンタルサービスGOOPASSのサブスクプランを利用しています。
Nikon Zfc 16-50 VR レンズキットを選んだ理由

Nikon Zfc 16-50 VR レンズキットを選んだ一番の理由は、クラシカルでコンパクトな外観と、広角から中望遠までをカバーできるコンパクトなズームレンズに魅力を感じたからです。
35mm判換算で24〜75mmをカバーできるズーム域は、旅先での風景撮影や街歩き、室内でのスナップ、切り取りたいシーンを中望遠で収めるなど、この一本で日常や旅のほとんどのシーンに対応できるポテンシャルがあります。
特に私は物撮りもするので、歪みを抑えやすい換算60mm以上の画角を使えるのもポイント。
自撮りを多用するならもう少し広い換算20mm程度が理想ですが、風景撮影がメインなら換算24mmで十分。
ボディのクラシカルなデザインも好みで、旅先で持ち歩くのが楽しみになるカメラ。価格も比較的手に取りやすく、「これなら一度試してみたい」と思わせてくれました。
購入ではなくレンタルした理由

価格も手頃だったのでそのまま購入しても良かったのですが、いくつか気になる点があったため、まずはGOOPASSのカメラレンタルで試してみることにしました。
ボディ内手ブレ補正なしでも満足できるか

以前Sony α6400を使っていたときに、ボディ内手ぶれ補正の重要性を痛感しました。それ以来カメラを選ぶときはボディ内手ぶれ補正を重視して選んでいます。
今回のZfcにはボディ内手ぶれ補正が搭載されていないため、ここが一番の気がかり。そこで、まずはレンタルしてキットレンズの手ぶれ補正だけでどこまで撮れるのかを試してみることに。
もし実際に使ってみて「やっぱりボディ内手ぶれ補正が欲しい」と感じたら、フルサイズモデルのZfも視野に入れて検討するつもりです。
写真の写りが自分好みか
解像感や色味、コントラストなど、実際に撮ったときの写りが気に入るかどうかは非常に重要。
レビューや作例を見ただけではわからない部分なので、自分の撮影環境で納得できる描写力があるかをチェックしていきます。
サイズ感と持ち運びやすさ

Zfcはクラシカルな見た目が魅力ですが、APS-C機としては少し大きめのサイズ。
旅先でずっと首から下げていても負担にならないか、バッグに入れても邪魔にならないかなど、実際に「旅カメラとして持ち出したくなるかどうか」も確かめたいと思いました。
逆に言えばこの3点を満たしていれば、旅カメラとしての有用性も非常に高く、購入に踏み切っても良いと判断できるはず。
そのため、まずはレンタルでじっくりと試して、使いやすいかどうかを見極めることにしました。
Nikon Zfc 16-50 VR レンズキットの第一印象

初日に触ってみた感想としては、思っていたよりコンパクトで使いやすい印象です!
APS-Cセンサー搭載カメラとしては、リコーGRや富士フイルムのXシリーズなど他にもコンパクトなカメラがあります。
そのため、ボディサイズが少し気になっていましたが、実際には軽量で持ち運びやすく、旅カメラとしても十分実用的なサイズに感じました。

一般的なクレジットカードと比べると大きく感じますが、ボックス型のデザインでカメラの厚みが少ないので、実際にはコンパクトで扱いやすいサイズです。
付属レンズのコンパクトさと手ぶれ補正

特に付属のキットレンズは、コンパクトながら非常に優秀!
このサイズ感で換算24~75mmをカバーできるのは万能すぎて、とっても楽しい。
キットレンズは沈胴式で使用前にレンズをくり出す必要がありますが、これだけコンパクトに収めてくれるなら大歓迎です。
また、レンズの手ぶれ補正もしっかりと効いており、望遠端50mmでシャッター速度1/30秒でも手持ちで撮影できました。
このレンズを使うためにZfcを選んだといっても過言ではないくらい、非常に魅力的なキットレンズです。
グリップとデザイン

横から見てもボディの厚みはコンパクトに収まっていて、レンズもコンパクトで持ち運ぶのに問題なさそう。
グリップがない分、握りやすさはやや気になりますが、グリップの存在感があるデザインよりもボックスタイプのスッキリとした形状が好みなのでむしろ好印象。
もしグリップが欲しくなっても、エクステンショングリップを後付けで取り付けることで解決できるし、この点は問題なさそう。
ショルダーバッグへの収納

レンズキャップを取り付けてこのサイズ感でまとまってくれるなら、ショルダーバッグに入れて持ち運べそうです。

実際、旅先でよく愛用しているグレゴリーのショルダーバッグにも余裕で収まってくれました。
でもこれなら「フルサイズのZFも持ち運べるのでは?」と気になってきますが、レンズのズーム域とコンパクトさを考えるとやっぱり唯一無二の存在かもしれません。
まだ初日に少し触った程度ですが、現時点で旅カメラとしての可能性をかなり感じています。
まとめ|旅カメラとしての可能性を確かに感じる初日

Nikon Zfc 16-50 VR レンズキットを試した初日。第一印象としては非常に好感触。
軽量・コンパクトで手ぶれ補正も効いており、旅カメラとして十分なポテンシャルを感じます。
近々旅行の予定もあるので、実際にZfcを使って旅カメラとしての実力を存分に体感していきたいと思います。
詳しいレビューはまた後日まとめる予定なので、ぜひチェックしてもらえると嬉しいです。
それではまた!