【レビュー】Osmo Action 5 Proを旅先で活用│VLOG撮影が快適になるアドベンチャーコンボの実力


こんにちは、るいとーです。
旅行の記録は写真として残すのはもちろん、せっかくならその場の空気感を鮮明に記録するために動画としても残したい。
そのために今回は海外旅行用にOsmo Action 5 Proを活用しました。使ったのはアクセサリーがフルセットとなったアドベンチャーコンボ。
予備のバッテリーや専用のケース、1.5mの延長ロッドなどがセットになった全部入りの頼もしいセットです。
これに加えDJI純正のネックマウントを導入し、POV撮影も楽しみました。
予備バッテリーがあることやバッテリー持ちの良さのおかげで、4K撮影でも長時間安定した撮影が可能。画質もアクションカメラとは思えないほど高く、取り回しの良さを考えるとVLOG撮影が快適になるカメラだと感じました。
この記事でOsmo Action 5 Proを実際に使用した感想やアドベンチャーコンボの魅力、VLOG撮影カメラとしての実力を詳しくレビューしていきます。
海外旅行用にOsmo Action 5 Proを選んだ理由

今まではVLOG撮影用のカメラとしてDJI Pocket2を使用していました。
しかし今回は海外旅行ということもあり、連日にわたって長時間の撮影が想定されます。
そのため長時間の撮影に耐えられるバッテリー容量が必要です。
Dji Pocket2はUSB-C経由で充電しながらの撮影にも対応していますが、常時ケーブルを接続しての撮影は快適性に欠けます。
そしてなにより、身体に固定してのPOV撮影をするにはグリップ部分が少々邪魔に感じてしまいます。
国内旅行や日常使い程度であれば問題ないのですが、海外での長時間利用となるともう少し安定した撮影スタイルを整えたくなりました。
そこで目をつけたのがバッテリー式で長時間の撮影にも耐えられるアクションカメラ。
その中でも専用のバッテリーケースと充電器を備え、夜間の描写力も上がったDJI Osmo Action 5proのアドベンチャーコンボを選びました。
Osmo Action 5 Proとアドベンチャーコンボの特徴
Osmo Action 5proは次世代1/1.3インチセンサーを搭載し、4時間の長時間バッテリー駆動を実現したVLOG撮影にぴったりのアクションカメラです。
本体には前後にデュアルOLEDタッチスクリーンが搭載されており、自撮りでも設定でも非常に操作しやすくなっています。
さらにHorizonSteady機能(水平維持)によって360°の範囲内で水平チルトを補正し、激しい動きの中でも手ブレの少ない安定した映像が撮影できます。
内蔵ストレージは47GBあり、microSDカードなしでも撮影可能なのが特徴的。水圧計や気圧計も内蔵されていて、アウトドア・山登り・ダイビングなどの記録にも最適です。
今回使用したアドベンチャーコンボには予備のバッテリーや専用のケースなどがセットになっているので、長時間の撮影には最適な選択肢。
バッテリーケースで手軽に充電することができるので、充電切れの心配はありませんでした。
スペック・技術仕様
製品名称 | Osmo Action 5 Pro |
センサー | 1/1.3インチCMOS |
レンズ | FOV:155° 絞り:f/2.8 フォーカス範囲:0.35 m〜∞ |
ISO感度 | 写真:100~25600 動画:100~51200 |
電子シャッター速度 | 写真:1/8000~30秒 動画:1/8000秒~1/X秒 (X:フレームレート設定値) |
最大解像度 | 7296×5472 |
防水性 | 20 m(防水ケースなし) 60 m(防水ケース使用時) |
対応SDカード | microSD(最大1 TB) |
内蔵ストレージ | 64GB(47 GBが使用可能) |
バッテリー容量 | 1950 mAh |
動作環境温度 | -20℃~45℃ |
サイズ | W70.5×D44.2×H32.8 mm |
重さ | 約146 g |
旅先でOsmo Action 5 Proアドベンチャーコンボを使ってみた感想

今回はシンガポール一人旅で使用しましたが、4K撮影でもバッテリーもちが良くてとっても快適でした。
DJI Pocket2もVLOG撮影には便利ですが、バッテリーの劣化による充電切れの速さがストレスに感じていたので、Osmo Action 5 Proのバッテリー持ちの良さにはかなり救われました。


初日から4Kで長時間撮影していたので、バッテリー周りがどうなるか未知数でしたが、予備のバッテリーとケースのおかげで必要十分。
むしろ撮影データ容量が気になるくらいで、悩んでいたバッテリーもちは問題ありません。

延長ロッドは想像以上に長く伸びるので、まるでドローンで撮影したかのような印象的な画角での撮影ができます。

移動中はリュックのショルダー部分にクリップマウントを取り付けて、ハンズフリーで手軽に撮影することができました。
DJI純正のOsmo Actionクイックリリース式アダプターマウントを使うことで、手軽にカメラを着脱ができるので、マウントアクセサリの併用はかなり便利に感じます。

私は別途DJI純正のネックマウントを購入して、POV撮影のスタイルで撮影することも多かったです。

カメラをマウントした状態でも向きを簡単に調節することができるので、撮影画面を確認しながら手軽にPOV撮影が可能です。
ブレ補正はホライゾンステディに設定していたこともあり、水平維持と手ブレ補正がしっかりと効いたなめらかな映像を撮影することができました。

前作よりも5Proは夜間の描写力も上がっているので、暗い環境でもキレイな映像を残すことができます。
これまでアクションカメラは暗所に弱いと思っていましたが、Osmo Action 5 Proを使ってその印象が大きく変わりました。
使って分かったメリット・デメリット

Osmo Action 5 Proにはアクションカメラとしての基本性能に加え、使いやすさや画質面でも大きなメリットがあります。
特に手ブレ補正や暗所性能、直感的な操作性は実際に使ってみるとその快適さがよくわかります。
一方で、4Kでの長時間撮影では使用中に本体が熱くなるという懸念点も。
また、カバンの中で誤って起動してしまうトラブルが2回あり、撮影しようとしたときにはすでにカバンの中で録画が始まっていて、本体がかなり熱を持っていたことがありました。
撮影を止めずにそのまましまってしまったのか、それともカバンの中で誤作動が起きたのかははっきりしませんが、移動中やすぐに使わない場面ではバッテリーを本体から取り外しておくほうが安心です。
どちらのケースも使い方に注意すればある程度は防げるものの、安全に長く使っていくためにも気をつけたいポイントだと感じました。
Osmo Action 5 Proはどんな人におすすめか
- バッテリー持ちのいいカメラを探している
- Vlogを高画質で記録したい
- POVで撮影したい
- アクティブな趣味を記録したい
- 軽量かつ機動力のあるカメラを探している
Osmo Action 5 Proは高性能な手ブレ補正と明るいセンサーにより、動きの激しいシーンでも安定した美しい映像を残せます。
さらに、コンパクトで軽量なボディは持ち運びも楽で、いつでも気軽に撮影に臨めるのが魅力です。
アウトドアやスポーツ、旅先でのVlog撮影用のカメラとしておすすめできます。
Vlog撮影用で考えると、同じDJIのPocket3も候補にあがりますが、個人的にはバッテリー切り替え式で瞬時に充電を確保できたり、コンパクトでPOV撮影にも使いやすいOsmo Action 5 Proの方が魅力的に感じました。
Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボのまとめ

総評
VLOG撮影が快適になるアドベンチャーコンボがおすすめ
Osmo Action 5 Proは、強力な手ブレ補正や高画質な映像・優れた暗所性能など、多くのメリットを備えていました。
特にバッテリー持ちの良さは優秀で、アドベンチャーコンボに付属のバッテリーケースがとても使いやすかったです。
暗所性能も優秀で、夜間撮影にも十分使用できるカメラでした。
一方で本体がやや熱くなりやすい点や、カバンの中で誤動作してしまうことがある点は気になりましたが、使い方次第で十分にカバー可能であり、それを差し引いても高い完成度を持つモデルと言えます。
手軽に高画質な動画撮影をしたい方に特におすすめ。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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今回はレンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」を利用して、Osmo Action 5 Proをレンタルしました。
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