OM SYSTEMの新作カメラOM-5 Mark IIが発表!どこが変わった?前モデルOM-5との比較

OM SYSTEMから、新作ミラーレスカメラ「OM-5 Mark II」が正式に発表されました。
発売は2025年7月下旬を予定しており、公式価格は以下の通りです。
- 本体:173,800円(税込)
- 12-45mm F4.0 PRO レンズキット:195,800円(税込)
コンパクトかつ高性能なOM-5の後継モデルとして注目されているこのモデル。果たしてどこが進化し、どんな点が変わったのか。
今回の大きな変更点は、新色「サンドベージュ」の追加、グリップ形状の見直し、CPボタンの新設、そしてUSB-C端子への対応です。
特にアウトドアシーンに映える新色「サンドベージュ」は、見た目の印象を大きく変えるポイントとして注目を集めています。
この記事では、OM-5 Mark IIの主なスペックや特徴を、前モデル「OM-5」と比較しながら、違いをわかりやすくまとめていきます。
OM-5 Mark IIとは?|新作の概要と位置づけ
OM-5 Mark IIは、「OM-5」の後継機にあたるモデルで、コンパクトなボディに高性能を凝縮したアウトドアにぴったりなカメラです。
アウトドアでの使用を想定して設計されており、悪天候や厳しい環境にも耐えられる防塵・防滴・耐寒性能を備えた頼れるモデルです。
OM SYSTEM(旧OLYMPUS)のカメラは、マイクロフォーサーズセンサーを搭載しているのが大きな特徴。
「人生にもっと冒険を」というタグラインのもと、コンパクトで軽くてタフな、どこへでも気軽に持ち運べる小型軽量なシステムが魅力です。
それでいて高画質や防塵防滴への対応、豊富な撮影機能も兼ね備えており、OM SYSTEMだからこそ実現できる軽快で本格的な撮影体験が、多くのユーザーに支持されています。
印象的に写す豊富な撮影機能
- CP(コンピュテーショナル フォトグラフィ)ボタン NEW
- 約5000万画素の高解像写真が撮れるハイレゾショット
- スローシャッター効果を実現するライブND
- 被写界深度を自在に操る深度合成
- 明暗差のあるシーンで役立つHDR撮影
- 画像を重ねて自由な表現を楽しめる多重露出機能
- ライブコンポジット
- 星空AF
- ナイトビュー NEW
- 手持ち撮影アシスト NEW
- デジタルテレコン
- デジタルシフト
- カラークリエーター
- アートフィルター
- プロキャプチャー
- シーンモード(SCN)
- 動画専用ピクチャーモードOM-Cinema1/OM-Cinema2 NEW
- 縦位置動画
- OM-Log(カラーグレーディング)
- 録画ランプ(タリーランプ)NEW
特にハイレゾショットとライブNDの搭載がかなり魅力的。
ライブNDは現時点ではOM SYSTEM独自の技術で、物理的なNDフィルターを装着せずに、カメラ内で複数枚の画像を合成することでスローシャッター効果を得られる便利な機能です。
この機能が使いたくてOM SYSTEMを揃えたくなるほど魅力を感じています。
その他にも121点のオールクロス像面位相差AFに加えて、顔・瞳検出にも対応し、動く被写体にも素早くピントを合わせられる、高速・高精度なオートフォーカス性能を備えています。
カメラ上部には、色鮮やかで高コントラストな約236万ドットの有機ELファインダーを搭載。
周辺まで歪みの少ないEVF光学系を採用しており、アイポイントが長く設定されているため、メガネをかけたままでも快適に視認できます。
また、メニュー画面が刷新され、初めての方にもわかりやすいと好評のOM-1シリーズと同様のメニュー構成を採用し、カスタムモードではよく使う設定情報をカメラに登録することができます。
無料のスマートフォンアプリ OM Image Share(OI.Share)に対応しているので、スマートフォンにかんたんに画像を転送することもできます。
OMシリーズの中での位置づけ
OM SYSTEMのカメララインナップは、大きく分けて以下のようなクラスに分かれています。
- フラッグシップ:OM-1 Mark II
- ハイエンド:OM-3
- ミドルクラス:OM-5 Mark II
- エントリー:OM-D E-M10 Mark Ⅳ
- (PENシリーズ: PEN E-P7)
OM-5 Mark IIは、シリーズの中で「ミドルクラス」にあたるモデルで、上位機種のようなプロ向け機能は持ちませんが、旅行やアウトドア撮影に十分なスペックと機動性を備えた「ちょうどいい」カメラです。
スマホ以上の描写力と、手軽に楽しめる撮影スタイルを求める人にとって、OM-5 Mark IIは本格的なカメラの入り口として理想的な選択肢です。
新色「サンドベージュ」がアウトドア派にぴったり!
今回の注目ポイントは、なんといっても 新色「サンドベージュ」
アウトドアにぴったりなネイチャーカラーで、かっこよさの中にも可愛らしさがあり、男女問わず使いやすい絶妙な色味に仕上がっています。
正直、最初にスマホで画像を見たときはそこまで気にならなかったのですが、写真や動画でじっくり見ているうちに「え、これめっちゃいいやん」と、どんどん惹かれていきました。
こうした個性的なカラーのカメラが登場するのは、選択肢が広がって嬉しいポイントですよね。
カメラは機能ももちろん大事ですが、私はそれ以上に外観のデザインも大切にしたい派なので、今回のアウトドアに寄せたカラーリングはかなり好印象。
実際、キャンプ用品やアウトドアギアってベージュ系のネイチャーカラーが多いので、このサンドベージュとも相性が良さそう。
フィールドに馴染みながらしっかり映える見た目も含めて、アウトドア派の方にはかなり魅力的な一台だと感じています。
前モデル「OM-5」とどこが変わった?スペックを比較
OM-5(無印)は「軽量・高性能・防塵防滴」でバランスの取れたモデルとして評価されていましたが、Mark IIでは操作性やインターフェースを中心にアップデートされ、より快適に撮影できるカメラへと進化しています。
搭載されるセンサーや基本スペックはほぼ据え置きですが、
- 新色「サンドベージュ」の追加
- グリップ形状の見直し
- USB-C端子への変更
- CPボタンの新設
- メニュー画面の刷新(縦から横並びへ変更)
など、実際の撮影シーンで違いを感じやすい変更が施されています。
個人的には、CPボタンの新設がかなり嬉しいポイントです。
OM SYSTEMの特長的な機能であるコンピュテーショナルフォトグラフィをすばやく呼び出せるので、幅広い撮影表現がより手軽に行えます。
私の場合はハイレゾショットとライブNDを多用すると思いますが、新しく搭載されたナイトビューモードや手持ち撮影アシストを使って、星景撮影にも挑戦してみたいです。
前モデル「OM-5」とのスペック比較
項目 | OM-5 Mark II | OM-5(無印) |
センサー | 4/3型 Live MOS センサー | 4/3型 Live MOS センサー |
有効画素数 | 約2037万画素 | 約2037万画素 |
手ぶれ補正 | 5軸 中央6.5 / 周辺5.5段 5軸シンクロ手ぶれ補正 | 5軸6.5段 |
ファインダー | 約236万ドット | 約236万ドット |
モニター形式 | 約104万ドット バリアングル方式 | 約104万ドット バリアングル方式 |
AF方式 | ハイスピードイメージャAF | ハイスピードイメージャAF |
連続撮影枚数 | RAW:無制限(通常) RAW:約19(静音) | RAW:約149(通常) RAW:約18(静音) |
映像記録方式 | MOV(MPEG-4AVC/H.264) | MOV(MPEG-4AVC/H.264) |
4K撮影 | 4096 x 2160(C4K) 3840 x 2160(4K) | 4096 x 2160(C4K) 3840 x 2160(4K) |
録画ランプ | 2段階(弱、強) | – |
動画モード | Flat OM-Log400 OM-Cinema1 OM-Cinema2 | Flat OM-Log400 |
防塵・防滴 | IP53 | IP53 |
USB端子 | USB Type-C | USB Micro-B (USB2.0 Hi-Speed) |
Bluetooth | 内蔵(Bluetooth Ver.5.2 Bluetooth Low Energy) | 内蔵(Bluetooth Ver.4.2 Bluetooth Low Energy) |
USB給電 | 対応 | – |
バッテリー | BLS-50 | BLS-50 |
本体サイズ | 約W125.3×H85.2× D52.0mm | 約W125.3×H85.2×D49.7mm |
重量 | 付属充電池およびメモリーカード含む、アイカップなし:418g 本体のみ:370g | 付属充電池およびメモリーカード含む、アイカップなし:414g 本体のみ:366g |
OM SYSTEMの新作カメラOM-5 Mark IIのまとめ

OM-5 Mark IIは、「軽さ・タフさ・高性能」のバランスが取れた、まさにアウトドア志向のユーザーにぴったりのミラーレス一眼カメラです。
新色「サンドベージュ」は自然の風景にもよく馴染み、アウトドアで自然と持ち歩きたくなるようなデザイン。今回追加されたサンドベージュのほかに、従来通りブラックとシルバーも用意されているので、好みに合わせて選べます。ベージュも魅力的だけど、定番のブラックやシルバーもやっぱり良いですね。
グリップ形状の見直しやCPボタンの追加、USB-C対応など、細かな使い勝手の向上も嬉しいポイントです。
また、ハイレゾショットやライブNDなどOM SYSTEMの便利機能も健在。物理的なNDフィルターがなくても、スローシャッター効果を簡単に楽しめるのは他にはない大きな魅力です。
本格的なカメラの性能を求めつつ、できるだけ軽量・コンパクトに抑えたい方や、スマホ以上の写真体験を探している方にとって、OM-5 Mark IIは非常に魅力的な選択肢になると感じました。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
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