MacとWindowsはどっちがいい？MacユーザーがWindowsに乗り換えた理由と感想

これまで長年、iMac 27インチをメインPCとして使い、その後はMacBook Pro 16インチを仕事用に使ってきました。

Macユーザーとして、作業環境も操作感もすっかり慣れた状態です。

それでも最終的に、私はWindowsへ乗り換える選択をしました。

理由は「Macが悪くなったから」ではありません。自分の使い方や目的が変わり、Windowsのほうが合うと感じる場面が増えたからです。

この記事では、長年Macユーザーだった私がWindowsに乗り換えた理由とその感想を詳しく解説します。

MacとWindows、どっちがいいのか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

MacとWindowsどっちがいい？私はWindowsを選んだ

MacとWindows、選択肢があるというのは良いことですが非常に悩ましい存在。

どっちが向いてるのかについては目的によっても変わってきますが、多くの人にとって安心して選べるのはWindowsだと感じています。

Macにできることは大抵Windowsでもできますが、Macでは制限が出る場面も少なくありません。

そのため、これまでiMac 27インチやMacBook Pro 16インチを使ってきましたが、現在はWindowsに一本化しています。

性能やデザイン、使用目的など、さまざまな観点で比較されるMacとWindowsですが、正直「決め手が分からない」と感じる人も多いはずです。

そこで一つ、私なりの結論を述べると、デスクトップPCを選ぶなら迷わずWindowsでいいのではないかと思います。拡張性や対応ソフトの幅を考えると、デスクトップ用途ではWindowsのほうが扱いやすいと感じます。

しかしノートPCを購入する場合はMacもおすすめしたいのが正直なところ。

ビジネス用途やゲーム、幅広いソフトを使いたいならWindowsが向いていますが、用途が明確で、快適な作業環境を重視したい人にとっては、Macの操作性や完成度は大きな魅力になると思います。

Windowsに乗り換えた理由

長らくMacをメインで使用していましたが、Windows環境に統一。

その理由は大きく分けて3つあります。

クリエイティブソフトが上手く動かなくて買い替えた経緯がある

私は以前、デザイン関係の学校に通っており、授業では3Dソフトや各種デザインソフトの使い方を学んでいました。

しかし、当時使っていたMac環境ではソフトがうまく動作しなかったり、設定や操作でつまずく場面が多く、最終的にWindowsノートPCを購入することになった経緯があります。

講師の方もWindowsを使って説明されているので、そもそもMacとは操作画面や設定項目が違うため、どちらにしろわかりにくかったというのも大きな理由。

クリエイティブ系に強い印象のあるMacですが、学業で使うのであれば最初からWindowsを購入しておけばよかったかなと少し後悔しました。

ゲーム用途では選択肢が限られていた

Macでもゲームはできないことはありませんが、本格的なFPSゲームや長時間プレイを前提としたゲーム用途では、やはりMacは優れていません。

そもそもMacに対応していないゲームも多く、対応していなければ遊ぶことすらできないという点は大きなデメリットです。

現時点ではゲームを遊んでいなくても、将来的に「遊びたくなったときにすぐに始められる」というだけでも、Windowsの大きな強みに感じられます。

ニッチなソフトが使えない

Macと比べてWindowsはさまざまなフリーソフトがインターネット上に溢れています。

インターネット上には便利なツールが数多く公開されていますが、その中にはMac非対応のものも多く、日頃から特定のソフトを使っている人にとっては大きなデメリットにもなります。

私自身、ゲームキャプチャソフトをMacで使おうとしたことがありますが、Windows環境でないとうまく動作しないことを知り、利用を断念しました。

また、解説記事やトラブルシューティングもWindows基準で書かれていることが多いと感じます。

Windowsに乗り換えた感想

思い切ってWindowsに乗り換えましたが、PCを使い分ける煩わしさもなくなり想像以上に快適になりました。

以前からWindowsも並行して使っていたこともあり、操作性の違いによるストレスはほとんど感じることなく移行できたと思います。

実際にWindowsに一本化してみて、特に大きいと感じたポイントは次の4つです。

使いたいソフトがいちいち対応しているか調べる必要がなくなったのはとても快適。

気になるゲームもすぐに遊べるようになり、それだけでWindowsにしてよかったと感じます。

PCを一本化したことで周辺機器も整理しやすくなり、デスク環境がすっきりとまとまりました。WindowsのデスクトップPCは個性的なデザインが楽しめるのも嬉しいポイントです。

ただし、文字入力に関してはMacの操作に慣れていた部分が大きく、ここはまだWindowsに完全に乗り換えることができていません。

概ねWindowsだけで問題ありませんが、やはり長年慣れ親しんだ文字入力の操作性は、すぐに乗り換えることは難しそうです。

Windowsに乗り換えたことでデスク環境は快適になりましたが、こうした部分を含めてMacならではの魅力が恋しくなる瞬間もある、というのが正直な感想です。

詳細：GTUNEゲーミングデスクトップPCを実機レビュー

MacからWindowsへの乗り換えで困ったこと・注意点

MacからWindowsへの乗り換えで困ったこととしては、やはり文字入力。

日頃からブログを書くことからも、個人的には重視しているポイントですが、操作性の違いは少し戸惑いました。

またキーボードも色々と試してみましたが、結局Apple純正のマジックキーボードが使いやすくて、現在はWindowsに有線接続して使用しています。

ただしショートカットキーなどが不釣り合いになるので、キーボードについては今後最適なものを見つけていきたいところ。

そして注意点としては、Macのライブ変換がWindowsでは使えないこと。

似たような機能も使うことはできますが、Macほど使い勝手はよくありません。

そのためライブ変換に慣れている人は、Windowsへの乗り換えに少し注意が必要だと思います。

そしてWindowsで一番不満なのが、Windows Update周りのトラブル。

最近は「更新してシャットダウン」が本当にシャットダウンするようになって話題になりましたが（再起動する不具合があった）、Windows Updateは更新のたびになにかしら不具合があって、とても怖い。

それにもかかわらず更新の通知は頻繁に表示され、セキュリティを考えると更新しないわけにもいかないしで、かなり面倒。

この部分はWindowsの大きなデメリットと感じています。

Macを使い続けて感じていたこと

結果的にWindowsに乗り換えたわけですが、Macは嫌いというよりむしろ大好き。

FinderはWindowsのフォルダーに比べて見やすいし、UIが洗練されていてとても使いやすい。ディスプレイも高精細で正確な色表現がとても快適。

ライブ変換をはじめとした日本語入力の完成度は高く、加えてトラックパッドの操作性は他のPCと比べても頭ひとつ抜けています。

これだけ見るとMacのほうが合ってるのでは？と思うけれど(笑)、それでもカスタマイズや拡張性の低さ、ゲームや一部PCソフトへの対応不足など、用途によってはWindowsでしかできないことが多いのも事実です。

Macは魅力的な部分も多い一方で、「ゲームがしたい」「このソフトを使いたい」と思ったときに、そもそも対応していない、もしくは正常に動作しないことがあり、私にとってかなり致命的なデメリットに感じていました。

MacとWindowsはどっちが向いている？

Macが向いている人

Macは年々進化を重ね、非常に完成度の高いPCとして魅力が詰まっています。

使えることに制限はあるものの、その分操作性やUIが洗練されており、日常的な作業を快適にこなすことができます。

「何でもできるPC」よりも、決まった作業をストレスなく行いたい人にとっては、Macの良さをしっかりと実感できるはずです。

Windowsが向いている人

Windowsは非常に自由度の高い選択肢。

対応ソフトやゲームの多さ、周辺機器との相性の良さは、「やりたいことが増えても困らない」という安心感があります。

用途や予算に応じて構成を選べる点や、後から拡張・調整できる柔軟さは、長く使う上で大きなメリット。

仕事から趣味まで、幅広くPCを活用したい人には、Windowsのほうがストレスなく使える場面が多いと感じています。

まとめ｜MacとWindows、結局どっちを選ぶべき？

正直なところ、どちらが正解かは人によって違うと思います。

ただ、もし「最初の1台」として選ぶのであれば、私はWindowsをおすすめします。

使えるソフトやゲーム、周辺機器の幅が広く、あとから「これもやりたい」と思っても困りにくいからです。

一方でやりたいことがはっきりしていて、その用途がMacで問題なくこなせるのであれば、Macを選ぶのも全然アリ。

日本語入力の快適さや操作性、Apple製品との連携は、やはりMacならではの大きな魅力です。

私自身、長くMacを使ってきましたし、今でも大好きなPCです。それでも最終的にWindowsを選んだのは、「できる・できない」を気にせず使える環境のほうが、今の自分には合っていたから。

どちらを選ぶにしても大切なのは、スペックや評判よりも「自分が何をしたいか」

それさえ見えていれば、MacでもWindowsでも、後悔することは少ないはずです。

この記事がPC選びの参考になれば幸いです。

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