【レビュー】海外での移動はGrabが便利!アプリとタクシーの使い方を徹底解説

海外旅行での移動手段として、近年注目されている配車アプリ「Grab」
特にシンガポールでは非常に使いやすく、快適な移動を実現してくれました。
私自身、シンガポール滞在中に空港からホテルへの移動、ホテル間の移動、そして帰国時の空港への送迎まで、すべてGrabを利用しました。
この記事では実際の利用体験をもとに、Grabアプリの登録方法から使い方、タクシーの呼び方や注意点まで詳しく解説していきます。
海外でのGrabの使い方を詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
Grabとは?基本情報と特徴

Grab(グラブ)は東南アジアを中心に展開されている配車アプリで、スマートフォンでタクシーやバイクを呼べる便利なサービスです。
もともとはマレーシアでスタートし、現在ではシンガポール・タイ・ベトナム・インドネシア・フィリピンなど多くの国で利用されています。
運営会社はGrab Holdings Inc. (グラブ・ホールディングス)で、本社はシンガポールにあります。
配車サービスに加え、料理のデリバリー(出前)やキャッシュレス決済なども提供しており、「東南アジアのスーパーアプリ」とも呼ばれる存在です。
特に旅行者にとっては空港からホテル、市内の観光スポットへの移動手段として非常に便利で、言語の壁や現地通貨のやり取りを最小限に抑えられるのも大きな特徴です。
シンガポールでのGrabタクシー利用体験

シンガポール滞在中は空港とホテルの往復はもちろん、市内の移動などさまざまなシーンでGrabを活用しました。
チャンギ国際空港(ターミナル1)から市内ホテルへの移動
シンガポール到着後、チャンギ国際空港から市内のホテルまではGrabを使って移動しました。
到着ロビーでアプリを開き目的地を入力するだけで配車が完了。事前に金額が表示されるのでぼったくりの心配もなく安心して利用できます。
ピックアップポイントもアプリ上にわかりやすく表示されており、案内に従ってスムーズに乗車できました。車内は清潔でエアコンも効いており、長時間のフライト後でも快適に過ごすことができます。
公共交通機関を使うよりも時間も体力も節約できるので、荷物が多い到着時にはGrabの利用がおすすめです。
市内の移動
市内での移動にもGrabを利用しました。
公共交通機関でもアクセスは可能ですが、重い荷物を持っての移動や乗り換えの手間を考えると、Grabが圧倒的に快適。アプリで出発地と目的地を設定し数分で車が到着。ドライバーとのやり取りも必要なく、スムーズに移動できます。
市内の移動であれば料金も1,000円以下程度で済み、タクシーよりも割安かつ明瞭な価格表示なので安心感があります。
荷物が多い時や短時間で移動したい時には、Grabの便利さを改めて実感しました。
チャンギ国際空港(ターミナル2)への移動

帰国日に宿泊していたフラートンホテルからチャンギ国際空港までも、Grabで移動しました。チェックアウト時刻に合わせて事前にGrabで予約を入れておくことで、スムーズにホテル前まで迎えに来てもらえました。
目的地は「Changi Airport Terminal 2」と入力するだけでOK。さらにドライバーの方が親切で、シンガポール航空のチェックイン場所を案内してくれたのでとても助かりました。
ターミナル2は2024年にリニューアルされており、チェックインカウンターも広々としていて快適。Grabでターミナルの出発エリアまで直行できたため、大きな荷物があっても移動がラクでした。
Grabアプリの登録方法
Grabは東南アジアを中心に使える配車アプリで、旅行中の移動手段として非常に便利です。ここでは、初めて利用する方向けに登録方法と基本的な使い方を紹介します。
まずはGrabのアプリをダウンロードします。
アカウント作成時に電話番号を入力します(日本の番号でもOK)。SMSで認証コードが届くので入力して登録を完了。
日本の電話番号は 「+81 90 XXXX XXXX」 このように最初の0を省力して入力します。
位置情報はONに設定しておきましょう。

右上のアイコンから設定画面へ移動。

お支払い方法の項目から登録できます。
クレジットカードの他に私はPayPalも登録していて、現地でも問題なく使用できました。
支払い方法は日本で事前に登録していましたが、何故か現地ではクレジットカードの登録できていなかったので、再度登録し直しました。(PayPalは問題なし)
クレジットカードは1~2枚、あわせてPaypalも事前に設定しておくと安心です。
※クレジットカードを登録すると、使用確認のために1ドル(または数十円程度)の仮請求が発生しますが、これはあくまで確認用で実際に請求されることはありません。数日以内に自動的に取り消されるので安心してください。
初心者向けGrabタクシーの使い方と操作手順

現地では以下の手順で簡単にタクシーを呼ぶことができます。

アプリ左上の車アイコンを選択します。

行き先の入力画面に切り替わるので、目的地を入力してください。

行き先の入力後は地図に切り替わるので、利用したいピックアップ場所を選択します。
シンガポールではターミナル1、B1ピックアップエリア10番ドアを指定しました。
ドアなどに番号が大きく書かれているのでわかりやすいです。

その後車両と値段が表示されるので、利用したい車種を選択します。
支払い方法を選択して予約完了です。

予約後はすぐに車両のマッチングが開始されます。
到着予定時刻までに指定場所へ移動しましょう。
初めての方は先にピックアップポイントに移動してから予約するのがおすすめです。

車両がマッチングしたら、ドライバーや車両情報、現在位置、到着時間などがリアルタイムで確認できます。

車両が近づいてきたら乗車準備。

車のナンバー情報を確認します。

ナンバーが正しいことを確認して乗車。
同時に目的地を口答で確認するとより安心です。単語でおK。(例:ベンクーレン?)
Grabタクシーの便利な使い方と注意したいポイント
利用場所の事前登録

利用予定の場所はあらかじめ登録しておくことで、現地で検索する手間がなくなって便利です。
私は日本で事前に宿泊先のホテルと空港の場所を保存しておきました。
事前予約

Grabタクシーは事前予約が可能なので、待ち時間を減らして時間を有効活用できます。

予約時刻の15分後までは待機してくれてとても親切。
今回はホテルのチェックアウト時間に合わせて12時に予約しました。実際には10分ほど早く到着していたので、予定より早く乗車できました。
注意点
Grabタクシーを利用する際は、ピックアップ場所を事前にしっかり確認しておくことが重要です。特に空港や大型施設では乗車場所が複数あるため、アプリの地図やドライバーからの連絡を見逃さないようにしましょう。
支払いはアプリ内決済が基本なので、乗車前にクレジットカードなどの支払い情報を必ず登録しておくことが必要です。支払い方法はできれば複数登録しておくと安心です。
Grabタクシーは乗車人数や荷物の量によっては対応できる車種が限られるため、人数や荷物の量に応じて適切な車種を選ぶことも忘れずに行いましょう。
実際に使って感じたメリット・デメリット

メリット | デメリット |
---|---|
・料金が事前にわかるので安心 ・アプリで完結するので言葉の壁がない ・現地通貨を使わずクレジットカードで支払える ・市内でも空港でもすぐに利用できる ・事前予約が便利 | ・ピックアップ場所がわかりづらいときがある |
実際にGrabを使ってみて特に便利だと感じたのは、料金が事前にわかる安心感とアプリ内ですべて完結する手軽さでした。
ドライバーとの会話はほとんど必要なく、言語の壁を気にせずに目的地まで移動できるのはとても助かります。
さらに、クレジットカードで簡単に決済できるため現地通貨を用意する必要もなく、支払いもスムーズです。事前決済なのでぼったくりの心配もなありません。
シンガポール市内はもちろん、空港からの移動にもすぐに使えて配車待ちも少なくストレスフリー。また、事前予約ができる機能もあり時間を有効に活用できます。
一方で注意点としては、大型施設や空港などではピックアップ場所がわかりづらいことがある点です。特にチャンギ空港内はピックアップ場所も多く最初は少々迷いました。
初めて利用する際は、ピックアップ場所に到着してから予約するのがおすすめです。
海外でGrabを使う際のポイントまとめ

Grabは言語や通貨の壁を感じやすい海外旅行でも、安心・快適に移動できる非常に便利なサービスでした。
事前の準備と基本的な使い方を押さえておけば初めての土地でもスムーズに移動でき、旅のストレスを減らすことができます。
東南アジアをはじめGrabが使える地域ではぜひ活用して、快適な旅を楽しんでください。

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さらに海外で利用すると旅行保険が適用されるので、安心して海外移動を楽しめます。