オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2 レビュー|重低音とロングバッテリーが魅力の完全ワイヤレスイヤホン


こんにちは、るいとーです。
約5年間愛用してきたSennheiserのワイヤレスイヤホンも、バッテリーの衰えには勝てず。有線イヤホン「Meze ALBA」に乗り換えたものの、やはり1つは万能なワイヤレスが欲しい。
そこで選んだのが、オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS50TW2」です。
最大約65時間再生できる超ロングバッテリーは、これまで感じていた充電の煩わしさを一気に解消してくれました。
今回はそんなワイヤレスイヤホン「ATH-CKS50TW2」の特徴や使用感を詳しく紹介します。

オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2の特徴

オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2は、1日中使える業界最高クラスのバッテリーと、圧巻の重低音が堪能できる高性能な完全ワイヤレスイヤホンです。
- イヤホン単体で最大25時間再生
- ケース併用で最大65時間再生
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能はもちろん、水で洗える防水・防じん性能や、音と映像のずれを抑える低遅延モード、イヤホン紛失を防止する「置き忘れアラート」など、多種多様な機能を備えています。
その中でも特徴的なのが「マグネティックスイッチ」機能。
イヤホンを取り出して左右に離すと自動で電源がONになり、マグネットでくっつけると電源がOFFになります。
この機能とロングバッテリーを組み合わせることで、充電ケースを持ち歩かなくてもイヤホンだけで1日中使用可能です。
充電ケースはワイヤレス充電(Qi)に対応しているため、自宅での充電も簡単。もちろんUSB-C接続での充電も可能です。
スペック・技術仕様
項目 | 内容 |
---|---|
製品名称 | ATH-CKS50TW2 |
重さ | イヤホン:約7.2g(L側) / 約7.2g(R側) 充電ケース:約51.5g |
ドライバー | 9mm |
対応コーデック | LC3/AAC/SBC |
使用可能時間 | イヤホン:最大約25時間 ケース併用:最大約65時間 |
防水・防じん仕様 | IP55(イヤホン本体のみ) |
付属品 | 50cm充電用USBケーブル イヤピース(XS,S,M,L) |
オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2をレビュー
外観レビュー

オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2のケースは小ぶりで持ち運びやすいサイズ感。
上面がすりガラスのようになっており、蓋を閉じたまま中の充電状況を確認できるようになっています。

ケースは下から上への開閉式。
片手で開けることはできないけれど、直感的に使えてとても使いやすい。
イヤホンはマグネット式なので、ケースの中でぴったりとくっついて収まりがいい。

イヤホンケースの電子接点部分もマグネット式で、収納がスムーズに行えます。
イヤホン本体には物理ボタンが搭載されていて、曲の一時停止や、スキップ、ノイズキャンセリングの切り替えなど、イヤホン単体で豊富な機能を使い分けることが可能。
操作が物理ボタンのおかげで、誤操作の心配がなくイヤホン単体で操作できるのはストレスフリーでかなり快適です。

物理ボタンやマグネティックスイッチ機能など、利便性を重視したデザインでありながら、シックでスタイリッシュな見た目に整っており、所有欲もしっかりと満たしてくれます。
最初は「少し大きいかな?」とも思いましたが、耳への収まりも良くて装着したときの違和感は少なかったです。
操作が物理ボタンのおかげで耳へ装着するときも、ご動作の心配がなくフィットさせやすくて、タッチ操作式のワイヤレスイヤホンと比べても、耳への脱着がかなり快適におこなえています。
音質レビュー
ATH-CKS50TW2の音質はかなり重低音が効いた力強いサウンド。
ワイヤレスイヤホンでここまで重低音の表現ができるのかと、聴く度にびっくりするような力強さを感じ取れます。
それでいて音全体がこもって聴こえるということもなく、重低音を中心に音ひとつひとつに厚みがあり、シャープさもしっかりと感じられました。
得意なジャンルとしてはバンドサウンドなど、楽器の音をしっかりと聴きたい方には特にささるチューニングに仕上がってると思います。
逆に「楽器サウンドよりボーカルの声をしっかりと聴きたい」という方には少し物足りないかもしれません。このあたりはMeze ALBAの方が優れていると感じます。
とはいえ、ATH-CKS50TW2はワイヤレスイヤホンなので、専用の公式アプリを使えば自分好みの音質に手軽に調節が可能。

「この曲はボーカル重視で聴きたい」「もう少し高音を強調したい」など、曲やその日の気分に応じて手軽に調整することができます。
個人的には、音楽を楽しむのであればデフォルトのままで十分楽しめる音質に仕上がっている印象ですが、YouTubeなどの動画コンテンツを視聴する際には、イコライザでClear Vocalなどを設定した方が聞き取りやすかったです。
このあたりは、利用するコンテンツや楽曲によって色々と使い分けてみると楽しいかもしれません。
公式アプリを使ったカスタマイズ


イコライザの調整以外にも、公式アプリでは様々な機能の調整や切り替えを手軽に行うことができます。
物理ボタンは左右それぞれに異なる機能を直感的に割り振ることができ、カスタマイズの幅が広いのも魅力です。自分好みの操作に設定していく過程も楽しく、最適な使い方を探すのがワクワクします。

ホーム画面では、ノイズキャンセリングやヒアスルー、低遅延モードなどを瞬時に切り替えることができてとても便利。
イヤホン本体で切り替えるのもいいのですが、視覚的に今どんな設定になっているかを一目で確認できるのは、かなり使いやすいポイント。
物理ボタンのキーアサイン設定を頻繁に変えていると、たまに設定がわからなくなってしまうことがありますが、そういうときもアプリ上でカバーできるので個人的には助かっています。

実際に使ってわかったメリット・デメリット

メリット | デメリット |
---|---|
・最大約65時間再生可能な超ロングバッテリー ・物理ボタン採用で誤操作が少なく快適 ・迫力のある重低音 ・高い遮音性と快適なフィット感 ・「マグネティックスイッチ」でケース不要の電源ON/OFFが可能 | ・イヤホン単体がやや大きめ |
ATH-CKS50TW2のメリットは、なんといっても最大約65時間再生可能な超ロングバッテリー。
イヤホン単体でも約25時間連続再生ができるため、長期旅行や出張でも充電切れの心配はほぼありません。
海外旅行にも持っていきましたが、現地で充電した記憶がありません…。前回いつ充電したのか忘れてしまうほどにバッテリー性能が非常に優秀です。
操作面では物理ボタンを採用しているためタッチ式と比べて誤操作が少なく、直感的かつ快適に操作できます。それでいて迫力のある重低音、高い遮音性、快適なフィット感も魅力。
一方でイヤホン単体はやや大きめなため、耳の小さい方や長時間使用する場合には装着感に好みが分かれるかもしれません。
個人的には耳への収まりが非常に良いので、サイズによる不満は特に感じることなく快適に使用できています。
総じて、長時間駆動と力強いサウンドを求める方にとって、確かなメリットが感じられる一台です。
オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2がおすすめな人

- 充電を頻繁にしたくない
- 物理ボタンに魅力を感じる
- 迫力のある重低音サウンドを楽しみたい
- 遮音性の高いイヤホンで集中したい
- 耳にしっかりフィットする装着感を求める
ATH-CKS50TW2は、充電を頻繁にしたくない方や物理ボタンで快適に操作したい方、ノリの良い力強いサウンドを楽しみたい方に特におすすめです。
便利な完全ワイヤレスイヤホンでありながら、力強い低音をしっかりと感じられるため、このイヤホンを買うことでしか得られない確かなメリットをしっかりと感じられます。
遮音性も高いので周囲の音を遮断して集中したい方、耳にしっかりフィットする装着感を求める方にも最適です。
総じて、長時間駆動と快適な操作性、力強いサウンドを兼ね備えたイヤホンを求める方に非常におすすめできるモデルです。
オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2のレビューまとめ

オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2は、最大約65時間再生可能な超ロングバッテリーと、迫力ある重低音サウンドが魅力の完全ワイヤレスイヤホンです。
物理ボタンによる直感的な操作や「マグネティックスイッチ」による電源ON/OFFの便利さ、耳へのフィット感や高い遮音性など、日常使いから長時間の作業や移動まで幅広く活躍します。
イヤホン単体はやや大きめですが、快適な装着感のおかげで不満を感じることはほとんどなく、充電の手間が少なく快適に使える点は大きなメリットです。
長時間駆動と力強いサウンドを重視する方に非常におすすめできるワイヤレスイヤホンです。
ロングバッテリーと豊富な機能性に魅力を感じる方は、ぜひチェックしてみてください。
