今回レビューするモノは言わずと知れたメーカーAnkerから発売されているモバイルバッテリー
その中でも最も人気の高いであろう商品【Anker PowerCore Fusion 5000】です。
スマートフォンなどの携帯デバイスが普及している現代において必需品とも言える存在になったモバイルバッテリー。
この商品を購入したのは一年前で、
そこで目に止まったのが【Anker PowerCore Fusion 5000】
ネットの記事や動画などで多くの方におすすめされていたこともあり購入を決めました。
結論から言いますと買って正解でした。
ですが長期にわたり使い続けると不満に思う点もいくつかあります。
この商品は記事や動画で沢山取り上げられていることもあり今回記事にするかどうかは迷いましたが、長期使用したレビューやマイナス評価のレビューをあまり見かけなかったため、
今回この記事で一年間実際に使い続けた感想と、良い点不満点を正直にレビューしたいと思います。
目次
Anker PowerCore Fusion 5000の概要
Anker PowerCore Fusion 5000は認知されている方が多いため今回はざっくりまとめてみます。
最大の特徴としてはモバイルバッテリーとUSB充電器が一つになり、1台で2役こなすことができるハイブリッド製品ということ。
今まで充電器とモバイルバッテリーを携帯していた人はこの商品に切り替えるだけで荷物がとてもスマートになる。
また家ではUSB充電器として使い、外ではモバイルバッテリーとして使うということもできる。勿論逆の使い方も可能なのでユーザーによって使い方が選べる自由度の高いモノだと言える。
スペック
サイズ | 約72×70×31(mm) |
---|---|
重量 | 約189g |
バッテリー容量 | 5000mAh |
入力 | 【AC使用時】 100-240V=0.5A 【Micro USB使用時】 5V=2.1A |
出力 | 【AC使用時】 5V=2.1A(最大合計×2.1A) 【バッテリー使用時】 5V=3A(最大合計3A) |
付属品 | Micro USBケーブル/トラベルポーチ/取扱説明書 |
カラー | ブラック/ホワイト/レッド |
Anker PowerCore Fusion 5000の良い点
Anker PowerCore Fusion 5000は、このコンパクトな見た目からは想像できない便利な機能がとても魅力的です。
コンセントに挿すだけで充電可能
やはり一番の魅力といえばコンセント一体型であるということ。
今までiPhone付属の充電器とモバイルバッテリーを携帯することが多かったのですが、Anker PowerCore Fusion 5000を購入してからは充電器が不要になり、モノを購入して持ち物がスマートになるという不思議な体験が可能なのです。
また今までのモバイルバッテリーだと使おうとした時に充電し忘れて使えないということが多々ありましたが、帰宅後コンセントに挿しておくだけで充電可能なので充電できないというケースがなくなりました。
自宅でUSB充電器として使用していれば帰宅後は必然的にコンセントに挿し使用していくので、充電を気にする必要がなくなります。
シンプルでスマートなデザイン
携帯することを前提とした商品に共通して言えることは、サイズや重量、外観のデザインがとても重要な要素だということ。
Anker PowerCore Fusion 5000が備えている機能を考えたら充分なスマート設計だと感じた。
備えているコンセントが折りたたみ可能という点はとても高評価ポイント。
外観は角がとれ丸みを帯びていることにより、持った時は手に馴染み携帯した時の荷物の干渉も気にすることがない。
シンプルでシックなデザインにより外で使用する際は自然と気分が上がる。
充電する際はケーブルが必要ですが、付属しているのは本体充電用のmicroUSBケーブルのみなので、僕は別でAnker製の0.3mケーブルを購入して携帯しています。
付属のケースに本体・microUSBケーブル・充電用ケーブルを収納し携帯することが可能です。
充電速度が速い
iPhone付属のUSB充電器と比較した時に、しっかり体感できる程速いと感じる。
iphone付属USB充電器が[5V1A]だということを考えると当然の事だが、モバイルバッテリー備え付けのUSB充電器でこの速さを体感させられると本当に凄いの一言。
ちなみに僕はiPhone7を使用しているがiPhone7はPD急速充電非対応のため、現状このモバイルバッテリーの急速充電で充分。
Anker PowerCore Fusion 5000の不満点
Anker PowerCore Fusion 5000の魅力については分かってもらえたと思いますが、勿論良い点だけでなく不満に思うことがあります。
バッテリー容量5000mAhにしては重くて大きい
同じくAnkerから出ているモバイルバッテリーでバッテリー容量10000mAhのモノと比較してみるとAnker PowerCore Fusion 5000の方が9g重い
形がスマートな分持った時にズッシリと重みを感じる。
ただ良い点で取り上げた機能を考えると重いのは当然なのですが、そもそもモバイルバッテリーに一番求めることとは何なのか考えてみます。
ユーザーによって答えは変わってくるかと思いますが、僕の場合当時モバイルバッテリーを買う目的が冒頭で言っていた普段の生活用に一つは持っておきたいということでした。
普段の生活用と考えるとやはり日常的に持ち運べるモバイル性が重要。
携帯できなくて使いたいときに手元にない状態では本末転倒です。
例えば僕の場合コンビニやスーパーなどの買い物、半日程度の外出であればサコッシュや小さなポーチで出かけることが多いですが、この場合Anker PowerCore Fusion 5000を携帯することは不可能でした。
充電し忘れていてiPhoneの充電がなかったり、想定以上に充電を消費してしまい急遽充電したくなった時、手元にモバイルバッテリーがないのではどうしようもありません。
一時期はカバンのサイズを大きいものにし携帯できるようにしていましたが、モバイルバッテリーにカバンのサイズをわざわざ合わせにいくのは違います。自由度の低下を感じます。
多機能で便利なことは魅力ですが、日常的使用を目的としたモバイルバッテリー選びにおいてはモバイルと名のつくこともあり、機能よりも携帯性を重視するべきだと感じました。
日常的にUSB充電器を使わない
この点は買う前に分かるだろと思われる方がいると思うので補足しておくと、長期的に使用していると日常生活に変化が出てきます。買う当初は必要だと考えていた場合でも使用していると以外に使う機会がなくなったりします。こうなると魅力的だと思っていた機能がデメリットに変わってしまいます。
そもそも外出先でUSB充電器を使う機会ってどのくらいあるのでしょうか。
この点も人によって変わってきますが、僕の場合日常的にUSB充電器を使う機会がありません。
使用する場合はカフェなどのコンセントが考えられますが、カフェに毎日通うわけでもありませんし、立ち寄った際もモバイルバッテリーさえあれば不要です。
日常生活の中でもカフェに多く立ち寄る方や、会社で使いたい方、新幹線などの通勤途中に使用する方は必要になってくるかとは思います。
ですが軽い外出程度でしたら必要ないと思います。
USB-Aポートのみ(PowerDelivery未対応)
2020年現在の主流はPD対応のUSB-Cポート
僕が現在使用しているiPhone7は非対応のため現状問題ありませんが、今後のことを考えるとUSB-Aポートのみ搭載されているモデルは非力に感じてしまいます。
iPhone8以降をお使いの方はPD対応のモバイルバッテリーも検討した方が良いかと思います。
Anker PowerCore Fusion 5000のまとめ
最後にAnker PowerCore Fusion 5000の良い点と不満点、どんな人におすすめしたいかをまとめてみました。
Anker PowerCore Fusion 5000の良い点
- コンセントに挿すだけで充電可能
- シンプルでスマートなデザイン
- 充電速度が速い
Anker PowerCore Fusion 5000の不満点
- バッテリー容量を考えると重くて大きい
- USB充電器の必要性
- USB-Aポートのみ│PowerDelivery未対応
- USB充電器を日常的に使用する
- 携帯できるカバンを使用する
- 一泊程度の旅行に使用したい
日常的にUSB充電器を使用しない方でも自宅で使用できることを考えると充分満足できるモバイルバッテリーだと思います。現状僕は自宅での使用がメインとなっており、長時間の外出や一泊程度の旅行の時にモバイル用途として利用しています。
一つ持っておくと何かと役に立つのでおすすめです!
では、以上Anker PowerCore Fusion 5000のレビューでした!