【レビュー】シンガポール旅行に日本で購入できるsimカードを使った感想|使い方・速度・注意点まとめ(Almond SIM)

シンガポール旅行の通信手段、どれを選べばいいか迷っていませんか?
最近は物理的なカードが不要なeSIMサービスも増えてきて、選択肢が多くなっています。
eSIMは便利そうに見える反面、「本当に海外でちゃんと使えるのか…」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
実際、私もその一人でした。
そこで念のため、eSIMに加えて日本で事前に購入できるSIMカード「Almond SIM」も準備しておくことにしました。
結論から言うと、Almond SIMはシンガポール旅行中しっかりと通信できて、とても快適に使えました。
この記事では私が海外で実際に使ってみた経験をもとに、以下の内容をレビュー形式でまとめています。
- Almond SIMの使い方(設定・開通手順)
- シンガポールでの通信速度や安定性
- 実際に使って感じた注意点
日本で事前に購入できるSIMカードを探している方の参考になれば嬉しいです。
日本で事前に購入できるAlmond SIMとは?

Almond SIMとは日本で事前に購入できる、物理タイプのSIMカードです。
nanoSIM・microSIM・stanndardSIMの全サイズに対応しており、SIMロックが解除された機種であれば簡単に利用できます。
Almond SIMはAmazonで購入でき、プランは5つの中から選ぶことができます。
なかには20分の現地通話付きのプランもあるので、現地での電話番号を確保したい場合にも役立ちます。
付属品として日本語マニュアルがあるので、設定も簡単です。
Almond SIMの購入から設定までの流れ

Almond SIMの購入から設定までの流れを解説していきます。
購入時にSIM取扱説明書も同封されているので、初めてでもわかりやすかったです。
- 必要な容量のSIMカードを購入
- QRコードをスキャン
- SIMの予約とアクティベーション
- 回線切り替え
Almond SIMはAmazonから購入可能です。
5つのプランから選べるので、最適なモノを選んでみてください。
現地での電話番号を確保したい場合は、現地通話プラン付のSIMがおすすめです。
SIMを購入して手元に届いたら、同封されている説明書に従ってSIMの予約とアクティベーションを行います。
開通手続きが遅れる場合もあるので、利用日前日までには設定を終わらせておきましょう。
まずは、説明書に記載されているQRコードを読み取って予約登録用のサイトにアクセスしてください。
専用のウェブサイトで必要情報を入力していきます。
- Amazon注文番号
- ICCID(SIM Card Number)
- 開通日(使用開始予定の日付)
- E-mail(アクティベーション情報を受け取るため)
Amazonの注文番号は、マイページ→注文履歴→注文詳細から確認して入力してください。

ICCID(SIM Card Number)は、SIMカード背面に記載された数字をスペースなしで入力します。

開通日(使用開始予定の日付)は、到着予定日を記載します。
E-mailを入力して、登録ボタンを押したら完了です。
登録したメールアドレス宛に登録完了のお知らせが届くので、合わせてチェックしておきましょう。
現地に到着後SIMカードを挿入し、データローミングをオンにすれば自動的にインターネットに接続されます。

データローミングは端末の設定→モバイル通信orモバイルネットワーク→対象のSIM→データローミングをONで設定完了です。
日本での通信にeSIMをお使いの場合は、事前にSIMカードを挿入しておくのがおすすめです。
設定自体はとても簡単でした。
現地ではデータローミングをONにすれば接続されますが、私の場合は端末を再起動することで接続が開始されました。
Almond SIMに限らずSIMの切り替えでは再起動が必要な場合もあるので、SIM挿入後にうまく接続されない場合は、一度端末の再起動を試してください。
シンガポールでの通信速度と使用感

シンガポール到着後は、回線とデータローミングをONにするだけで設定が完了するのでとても簡単でした。
私の場合は再起動が必要だったので少し焦りましたが、その後は問題なくすぐに接続されました。
現地でSIMカードを購入して設定する手間がなくなるので、日本で事前に準備しておけるのはかなり便利に感じました。
最近ではeSIMによる通信サービスも多くなっていますが、物理的なSIMカードによる通信手段は不思議と安心感を感じます。
現地での通信速度
- ダウンロード:147Mbps / アップロード:18.2Mbps
- ダウンロード:27.2Mbps / アップロード:7.92Mbps
- ダウンロード:70.5Mbps / アップロード:7.79Mbps
速度は場所や時間帯によってバラツキはありましたが、とても高速な速度でストレスを感じませんでした。
ホテル滞在中に100Mbps以上で接続できていたのでとっても快適。
5G対応なので、5Gが接続できる環境下ではかなり高速な通信速度が期待できます。
Almond SIMを使ってみて感じた注意点
実際にAlmond SIMを使ってみて、いくつか注意しておきたいポイントもありました。
まず、専用のアプリがないため、データ残量の確認は端末側の設定画面などで行う必要があります。アプリでリアルタイムで確認できるeSIMサービスと比べると、利便性に欠けます。
また、eSIMの設定は利用予定日の前日までに済ませておく必要があり、当日の設定では開通手続きが間に合わず、現地で使用できないことも想定されます。出発の前日までに済ませておきましょう。
メイン回線として使う場合は容量に余裕を持っておくのが安心です。5G接続が可能な環境では通信が高速な分、動画視聴や写真のアップロードなどで想像以上にデータ容量を消費してしまうこともあります。
メイン回線としては8日間16GB+20分現地通話のプランがおすすめ。現地で使える電話番号は、もしものときの備えとしても安心です(保険窓口や病院への連絡など)
私は現地で通話して3,000円ほど通話料金がかかってしまったので、通話プランの必要性を感じました。
以上のような点を事前に把握しておけば、より快適にAlmond SIMを活用できると思います。
Almond SIMはこんな人におすすめ
- eSIMではなく物理的なSIMカードがほしい
- 日本で事前に準備しておきたい
- 難しい設定が苦手
- サブ回線として
- 通話手段を確保したい
Almond SIMは、eSIMではなく物理的なSIMカードを使いたい方や、事前に日本で通信手段を準備しておきたい方に特におすすめです。
分かりやすい取扱説明書も付属して使い方もシンプルなので、設定が苦手な方でも安心して利用できます。
また、旅行中のトラブルに備えてサブ回線として通信手段を確保しておきたい方や、現地で通話もできるSIMカードを探している方にもぴったり。
初めての海外旅行やなるべくリスクなく通信環境を整えたいという方にとって、Almond SIMは心強い選択肢になると思います。
シンガポール旅行にAmazonで購入したSIMカードを使った感想まとめ

総評
日本で購入できる安心の物理SIMカード
実際にAmazonで購入した物理SIM「Almond SIM」をシンガポール旅行で使ってみて、設定の手軽さや通信の安定感に満足できました。
専用アプリのあるeSIMサービスと比べるとデータ容量の確認には不便ですが、物理SIMは対応端末を選ばず設定も比較的簡単なので、初心者や設定に不安がある方にもおすすめできます。
価格も手頃でサブ回線として使うのにもぴったりでした。
シンガポール旅行での通信手段としてeSIMに不安がある方や、事前に物理SIMカードを準備しておきたい方には非常に便利な選択肢です。
安心して快適な通信環境を整えたい方は、ぜひ日本での事前購入を検討してみてください。

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