マウスコンピューター購入時はどれをカスタマイズすべき?GTUNEを例に解説
パソコンを購入するとき、特にBTO(受注生産)のマウスコンピューターでは、CPUやメモリ、ストレージなど、カスタマイズできる項目がたくさんあります。
自分好みの1台を作れるというメリットがある反面、いざ選ぶとなると「どれをカスタマイズすべき?」と迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、私が実際にGtuneを購入した際のカスタマイズ例も交えながら、購入時にカスタマイズすべきパーツやポイントをわかりやすく解説します。
カスタマイズで迷っている方はぜひこの記事を参考に、自分に合った構成を考えてみてください。

マウスコンピューター購入時のカスタマイズは必要?

マウスコンピューターでPCを購入するなら、用途に合わせた最低限のカスタマイズは必要です。
マウスコンピューターはBTO(Build To Order)と呼ばれる受注生産方式なので、CPU・メモリ・ストレージ・電源などを自分で選んで構成を決められます。
初期構成のままでも動作はしますが、メモリ不足で動作が遅くなったり、ストレージ容量がすぐにいっぱいになって使い勝手が悪くなるなど、不満を感じやすくなります。
モデルによっては初期構成のままでも十分なスペックの場合もあるので、用途に見合ったスペックであったりコストを重視する場合は無理にカスタマイズをする必要はありません。
しかし、自分の用途に合わせて必要なパーツだけカスタマイズしておけば、無駄な費用をかけずに性能を最適化でき、長く快適に使えるパソコンを手に入れられます。
特にノートPCはデスクトップと違い、後からメモリやストレージを増設するのが難しい場合が多く、増設作業によって保証が効かなくなるリスクもあります。
購入前に用途や将来の使い方をイメージし、少し余裕を持たせた構成にしておくことで、購入後の後悔を防げます。
また、ゲームや動画編集など負荷の高い用途では、最初の構成選びが快適さを大きく左右します。購入前によく検討し、自分の使い方に合わせてカスタマイズしておくと安心です。
どのパーツを優先してカスタマイズすべきか

マウスコンピューターのPCを購入する際、すべてのパーツを最大限にカスタマイズする必要はありません。
重要なのは、用途に応じて優先すべきパーツを見極めることです。
マウスコンピューターのカスタマイズで優先すべきパーツはメモリとストレージ。
この2つを最低限カスタマイズしておくだけでも、PCの動作はより快適になります。
加えてデスクトップPCの場合は電源、CPUグリス、無線LANのカスタマイズも検討しておくと安心です。
カスタマイズを決める際は、「あとから自分で増設や交換が可能か」「その作業にどれくらいの手間やリスクがあるか」を考慮することも重要。
特に電源の交換は初心者には難しく、時間も手間もかかる重作業。
安定した動作や将来的な拡張性を考えて、購入時に必要なカスタマイズを済ませておくことをおすすめします。
マウスコンピューターのカスタマイズ一覧とおすすめ構成

ここからは、マウスコンピューターでカスタマイズできる項目の一覧と、それぞれのパーツをカスタマイズすべきかどうかを解説していきます。
購入画面と同じ流れで紹介しているので、実際の画面と見比べながら進めていただくと有効に活用できると思います。
今回はカスタマイズ項目の多いデスクトップPCをモデルに解説しますが、ノートPCでも基本的な考え方は同じです。用途や優先度に応じて必要なパーツを選んでみてください。
- 本製品のご使用
- OSを選択
- 構成のカスタマイズ
- CPU
- CPUファン
- CPUグリス
- メモリ
- SSD (M.2)
- SSD (追加ストレージ)
- SSDまたはHDD (追加ストレージ)
- 外付けストレージ
- 光学ドライブ
- 光学ドライブ(外付け)
- カードリーダー
- 電源
- UPS
- グラフィックス
- 配信・実況向けデバイス
- LAN
- 無線LAN
- 外付け拡張デバイス
- 拡張カード2(デスクトップ用外付け電源スイッチ増設)
- マザーボード
- ケース
- サウンド
- キーボード
- マウス
- マウスパッド
- ペンタブレット
- スピーカー
- ヘッドフォン
- ゲームコントローラ
- WEBカメラ(オプション)
- ウイルス対策・セキュリティソフト
- ソフトウェア1(プリインストール)
- ソフトウェア2(バンドル)
- 出荷日調整サービス
- パソコン引越しソフト
- オプションサービス(組立ワークショップ)
- パソコン下取りサービス
- データ復旧サービス
- 各種出張サービス
- サポートサービス選択
- 電話サポート
- 破損盗難保証サービス
- モニタ選択
- モニターアーム
- プリンター選択
- ブロードバンドルーター
- HUB
- ゲーミングチェア
- USB周辺機器
- LANケーブル
- サプライ
本製品のご使用
カスタマイズ優先度:中
個人向け [標準]
法人・個人事業者向け
個人用か事業用かを選択する項目です。ほとんどの方は個人向けで問題ありません。事業向けを選ぶ場合は、注文時に法人名の入力が必要となります。
OSを選択
カスタマイズ優先度:小
Windows 11 Home 64ビット [標準]
Windows 11 Pro 64ビット
用途に応じてOSを選択できます。
ビジネス用途の場合はWindows 11 Proを選ぶのがおすすめですが、個人利用であればWindows 11 Homeで問題ありません。
構成のカスタマイズ
カスタマイズ優先度:小
オフィスソフト無し [標準]
Microsoft(R) 365 Basic (1年版)
Word、Excel、PowerPointなどのアプリケーションソフトを1つにまとめた製品。
基本的にカスタマイズは不要。
個人で使う場合はGoogleドキュメントやスプレッドシートで対応できる場合が多いです。
CPU

カスタマイズ優先度:小
メモリやストレージも十分に確保したうえで、予算内であればCPUのカスタマイズも検討しましょう。
しかし、マウスコンピューターの場合は販売モデルも豊富なので、CPUのカスタマイズをするなら、最初から用途に合ったモデルを選ぶほうが効率的です。
CPUファン
カスタマイズ優先度:小
購入モデルによってあらかじめ決まっていることが多く、基本的には変更の必要はありません。
カスタマイズ可能で水冷などを選択できる場合もありますが、CPU同様に用途に合ったモデルを選び直すほうが効率的です。
CPUグリス
カスタマイズ優先度:中+
標準CPUグリス[標準]
【 優れた熱伝導率 】 ナノダイヤモンドグリス
CPUとCPUクーラーの間に塗る熱伝導材の変更項目です。
標準でもグリスは塗布されていますが、より熱伝導率に優れた高性能グリスへの変更がおすすめです。
メモリ

カスタマイズ優先度:大
16GBメモリ[標準]
32GBメモリ[推奨]
64GBメモリ
メモリは最低でも16GBあると安心です。
ゲームやクリエイティブ作業をする場合は32GBあるとより快適に動作します。予算がある場合は32GBへのカスタマイズを最優先に考えましょう。
マルチタスクが多く予算に余裕がある場合は、64GB以上へのアップグレードも検討してみてください。
SSD (M.2)

カスタマイズ優先度:大
1TB NVMe SSD ( M.2 PCIe Gen4 x4 接続 )[標準]
2TB NVMe SSD ( M.2 PCIe Gen4 x4 接続 )
OSのインストール先となるドライブなので、容量は快適さに直結します。
メモリと同様、優先してカスタマイズを検討しましょう。
1TBあればほとんどの用途で十分ですが、ゲームやソフトを多く利用する場合は2TB以上あると安心です。
SSD (追加ストレージ)
カスタマイズ優先度:中
無し[標準]
1TB NVMe SSD ( M.2 PCIe Gen4 x4 接続 )
Cドライブに加えて、別のストレージを追加する項目。
写真や動画、ゲームなどを別のストレージで管理したい場合や、バックアップや予備のSSDとして活用できます。
Cドライブのみでも問題ありませんが、余裕があれば追加したい項目です。
SSDまたはHDD (追加ストレージ)
カスタマイズ優先度:小
無し[標準]
1TB HDD
3つ以上のストレージを使いたい場合におすすめのカスタマイズ。
動画編集などで膨大な保管データが必要な場合には有効ですが、一般的にストレージは2つあれば十分です。
外付けストレージ
カスタマイズ優先度:小
外付けストレージなし[標準]
USB3.0対応 外付けポータブルSSD
PC本体に組み込むストレージとは別に、持ち運び可能なポータブルストレージを追加できる項目。
わざわざここで買う必要もなく、必要になったらAmazon等で購入すればいいのでカスタマイズは不要です。
光学ドライブ
カスタマイズ優先度:小
CDやDVDの読み書きができるドライブを追加できます。
日常的にCDなどを使う場合には便利ですが、必要になれば外付けで対応できるため、基本的にはカスタマイズ不要です。
それに4K対応のブルーレイディスクドライブを外付けで導入すれば、今後も別のPCで高画質なドライブを使い回すことができます。
光学ドライブ(外付け)
カスタマイズ優先度:小
外付けのCDドライブが必要な場合はこちらで追加できますが、基本的には不要です。
カードリーダー
カスタマイズ優先度:小
SDメモリーカードスロットなどを追加できる項目。外付けで別途用意すればいいので不要です。
電源

カスタマイズ優先度:中+
750W 電源 ( 80PLUS(R) BRONZE )[標準]
750W 電源 ( 80PLUS(R) GOLD )
850W 電源 ( 80PLUS(R) GOLD )
デスクトップPCの心臓部ともいえる電源のカスタマイズ項目。
安定性を重視するなら、発熱やロスを抑えて効率よく電力を供給できる「80PLUSゴールド認証」の電源がおすすめ。
意外と軽視されがちなパーツですが、あとから取り替えようと思うとかなり手間がかかるので、余裕があればアップグレードしておきたい項目です。
また、将来的にストレージやGPUを追加する予定があるなら、少し余裕を持ったW数の電源を選んでおくと長く快適に使えます。
標準でも必要十分な電源が搭載されていますが、長期的な安定性や拡張性を重視するなら、優先度の高いカスタマイズです。
UPS
カスタマイズ優先度:小
UPS(無停電電源装置)は、停電やブレーカーが落ちたときでも接続機器へ電力を供給し続けるための装置。
あると安心ですが価格も高めなので、個人用途ではまず必要ありません。
ビジネス用途や、どうしてもデータ損失を避けたい環境で使う場合に検討するべき項目です。
グラフィックス
カスタマイズ優先度:小
パーツ単体で見ると優先度は非常に高いGPUですが、CPUと同様に、豊富なラインナップの中から目的に合ったモデルを選び直すのがおすすめです。
配信・実況向けデバイス
カスタマイズ優先度:小
配信や実況に必要なマイクやキャプチャーボードをまとめて購入することができます。
基本的には不要で、配信をする人だけが選べばOKです。
LAN
カスタマイズ優先度:小
有線LANポートに関する項目ですが、特に変更の必要はありません。
無線LAN
カスタマイズ優先度:大
無線LANなし[標準]
Wi-Fi 6E ( 最大2.4Gbps ) 対応 + Bluetooth 5内蔵
Wi-Fi 7 ( 最大5.7Gbps ) 対応 + Bluetooth 5内蔵
無線でインターネットに接続するために必要なカスタマイズ。
購入モデルによっては、カスタマイズを選択しないとそもそも無線LANが利用できない場合があるので、必ず確認するようにしてください。
有線接続ではなく無線LANでの運用する予定なら、上位スペック(Wi-Fi7など)へのアップグレードもおすすめです。
外付け拡張デバイス
カスタマイズ優先度:小
物理的なショートカットボタンを利用できる拡張デバイス。必要な方のみ。
拡張カード2(デスクトップ用外付け電源スイッチ増設)
カスタマイズ優先度:小
デスクトップパソコンの電源を机上で入れられる、電源スイッチデバイス。
一見便利そうに見えますが、起動中に間違えて押してしまうリスクを考えると、個人的には必要性を感じません。
マザーボード
カスタマイズ優先度:小
パソコンを構成するために必要な基盤で、種類によって搭載できるパーツや接続ポートの数も違ってきます。
選択したモデルに応じて最適なものが搭載されているため、基本的に変更は不要です。
ケース
カスタマイズ優先度:中
変更なし[標準]
ホワイトミニタワーケース 強化ガラスサイドパネル
ガラスパネルなど、見た目にこだわりたい場合に選べるカスタマイズ。
性能には直接影響しませんが、ガラスパネルは見た目の美しさだけでなく、ワンプッシュで開けやすくメンテナンスがしやすいというメリットもあります。
サウンド
カスタマイズ優先度:小
特に変更の必要はありません。
キーボード
カスタマイズ優先度:中
キーボードなし[標準]
[ USB有線 ] オリジナルメカニカルゲーミングキーボード ( ホワイト / 日本語 )
[ USB有線 ] Logicool RGB Keyboard G213r
有線キーボードを追加できる項目。
ノートPCの場合は基本的に不要ですが、初めてデスクトップPCを購入する方や、有線キーボードを1つも持っていない方におすすめ。
無線キーボードはPCトラブル時に使えない場合もあるため、有線キーボードは1つ持っておくと安心です。
種類は複数ありますが、PCの色に合わせてホワイトモデルを選ぶなど、見た目や好みに応じて選んでみてください。
マウス
カスタマイズ優先度:中
マウスなし[標準]
[ USB有線 ] オリジナル 6ボタンゲーミングマウス(ホワイト)
[ USB無線 ] Logicool PRO X SUPERLIGHT 2
有線または無線のマウスを追加できます。
使いやすさで言えば無線マウスが便利ですが、キーボード同様に有線マウスをまだ持っていない場合は、この機会に揃えておくのがおすすめです。
マウスパッド
カスタマイズ優先度:小
マウス操作に欠かせないマウスパッドですが、既に手元にある場合は不要です。
ペンタブレット
カスタマイズ優先度:小
イラストや漫画制作に必要な液晶ペンタブレットを追加できます。必要な人だけ追加しましょう。
スピーカー
カスタマイズ優先度:小
モニターにスピーカーがない場合や、利便性や音質にこだわりたい方におすすめ。
ヘッドフォン
カスタマイズ優先度:小
有線または無線のヘッドフォンを追加できます。
ゲームプレイはもちろん、深夜など音を出しにくい時間帯にも活躍します。
ゲームコントローラ
カスタマイズ優先度:小
有線またはBluetooth式のコントローラを追加できます。
個人的には、Microsoft Xboxコントローラー選んでおけば間違いないです。
WEBカメラ(オプション)
カスタマイズ優先度:小
モニター上に設置するWebカメラ。
リモートワークやオンライン授業がある場合には必須ですが、使用頻度が低ければ後から購入しても問題ありません。
ウイルス対策・セキュリティソフト
カスタマイズ優先度:小
マカフィー リブセーフ ( 60日体験版 )[標準]
マカフィー リブセーフ 15ヶ月版 + 60日間体験版
セキュリティソフトの「マカフィー リブセーフ」の利用項目。
基本的にはWindows標準のセキュリティ機能でも十分ですが、より安心して使いたい場合はセキュリティソフトの導入がおすすめです。
マウスコンピューターのカスタマイズ項目ではマカフィーが推奨されていますが、個人的にはESETが最もおすすめ。
Mac、Windows、Androidなど、様々なデバイスで長年愛用していますが、動作も軽くパフォーマンスへの影響をほとんど感じません。
そのため、専用のセキュリティソフトを使いたい方は、ESETを追加で導入するのがおすすめです。
ソフトウェア1(プリインストール)
カスタマイズ優先度:中
Steamクライアントソフト[標準]
ソフトなし
Steamなどのゲームクライアントソフトをあらかじめインストールできる項目。
特に料金はかからないので、ゲームをプレイする場合はそのままインストールして使えば問題ありません。
ソフトウェア2(バンドル)
カスタマイズ優先度:小
Adobe Photoshopや画面録画ソフトなど、使いたいソフトウェアを購入できます。
出荷日調整サービス
カスタマイズ優先度:小+
翌営業日出荷サービスなし[標準]
【お急ぎの方に】翌営業日出荷サービス
対応モデルであれば、出荷日を早めることができる「翌営業日出荷サービス」を利用できます。
2,200円(税込)の費用がかかりますが、急いでいる場合は追加するのもありです。
パソコン引越しソフト
カスタマイズ優先度:小
古いPCのデータをまとめて新しいPCへ移行できるツール。
買い替え時には便利な機能なので、データ移行が不安な方は追加しておくと安心です。
オプションサービス(組立ワークショップ)
カスタマイズ優先度:小
注文したPCを自分で組み立てられるワークショップに参加できるサービス。
参加には13,200円(税込)かかりますが、PCの組み立てに興味がある方は検討してみてください。
パソコン下取りサービス
カスタマイズ優先度:中
パソコン下取りサービスなし[標準]
パソコン下取りサービスに申し込む
使わなくなった古いパソコンを下取りに出せるサービス。
引き取り送料無料+値引き価格で新PCを購入できます。
使っていないPCの処分は手間がかかるので、新しいPCの購入タイミングで下取りに出してしまうのがおすすめです。
引き取りは送料無料で、下取り額分が値引きされた価格で新しいPCを購入できます。
データ復旧サービス
カスタマイズ優先度:小
万一の故障やトラブル時に、大切なデータを復旧してもらえるサービスです。
個人利用なら特に不要ですが、仕事で重要なデータを扱う場合は加入しておくと安心です。
各種出張サービス
カスタマイズ優先度:中
出張セットアップサービスなし[標準]
[出張設置設定/※初回のみ]プラン1
専門スタッフがパソコンの設置からインターネット接続まで設定してくれるサービスです。
パソコン初心者や設定作業に不安がある方におすすめ。
基本的にはプラン1または2で十分ですが、周辺機器の設定も任せたい場合はプラン3、データのバックアップやソフトのインストールなど難しい作業も依頼したい場合はプラン4、さらに古いパソコンのデータ移行まで行う場合はプラン5を選んでみてください。
| プラン | サービス内容 | 価格 |
|---|---|---|
| プラン1 | 基本設定のみ。ほとんどの人はこれで十分 | 10,450円(税込) |
| プラン2 | 基本設定に加えて、無線LAN環境の構築 | 11,550円(税込) |
| プラン3 | 周辺機器の設定や複数の作業を依頼したい方向け | 18,700円(税込) |
| プラン4 | データバックアップやソフトのインストールも依頼可能 | 16,500円(税込) |
| プラン5 | 古いPCからのデータ移行まで含む | 31,350円(税込) |
サポートサービス選択

カスタマイズ優先度:中
[3年保証/PC本体] センドバック修理保証+初期不良対応1ヵ月[標準]
[3年保証/PC本体] センドバック修理保証+安心パックサービス(専用ダイヤル/即日修理)
サポートサービスをアップグレードできる項目。
標準でも「3年保証+初期不良対応1ヶ月」が付いているため、特別にアップグレードしなくても十分手厚いサポートを受けられます。
ただし、高価なPCを購入する場合や、より安心して長く使いたい場合は、標準保証に加えて「安心パックサービス」を選択するのがおすすめです。
- 専用ダイヤル・専任スタッフによるサポート
- 修理納期が1週間から最短当日出荷に
- 初期不良が修理対応から新品対応に
電話サポート
カスタマイズ優先度:小
電話サポートに関する項目。特に変更する必要はありません。
破損盗難保証サービス
カスタマイズ優先度:小
偶発的な事故による破損・損傷だけでなく、災害や盗難にも保険を適用できるサービス。
保険があると安心ではありますが、この項目を追加するよりも「安心パックサービス」への加入のほうが総合的におすすめです。
モニタ選択
カスタマイズ優先度:小
FPSゲームなら24インチ前後のサイズが見やすく、反応速度も活かせます。
作業や動画視聴、RPGゲームを楽しむ場合は、27インチ以上のWQHDや4Kモニターを選ぶと、より快適で迫力のある表示が可能です。
モニターアーム
カスタマイズ優先度:小
モニターアームを追加できる項目。
あると便利ですが、マウスコンピューターのラインナップが限定的なので、Amazon等で信頼性の高いエルゴトロン製のモニターアームを購入するのがおすすめです。
プリンター選択
カスタマイズ優先度:小
プリンターを追加できる項目。
こちらもモデルが限定的なので、必要に感じる場合のみ追加しましょう。
ブロードバンドルーター
カスタマイズ優先度:小
Wi-Fiルーターを追加できる項目。
引っ越しなどでPCを新たに購入するタイミングであれば、ルーターも合わせて用意しておくと、回線の設定をまとめて行えて便利です。
しかしほとんどの場合、追加する必要性はありません。
HUB
カスタマイズ優先度:小
通信を行う機器同士の情報を判別し、自動的に最適な通信を行うスイッチングハブの追加項目。
ネットワーク対応の複数の機器を接続できる便利な機器ですが、基本的には追加不要です。
ゲーミングチェア
カスタマイズ優先度:小
AKRacingなどのゲーミングチェアを追加購入できますが、個人的にはゲーミングチェアよりもオフィスチェアを購入するのがおすすめです。
必要な人だけ検討するとよいでしょう。
USB周辺機器
カスタマイズ優先度:小
USBハブやカードリーダーを追加できる項目。
あると便利な周辺機器ですが、必要になってから別途購入すれば問題ないため、基本的にはカスタマイズ不要です。
LANケーブル
カスタマイズ優先度:小
有線LANケーブルを追加で購入できます。引っ越しなどでPCと一緒に回線周りの設定を行う場合は、合わせて購入しておくと便利です。
サプライ
カスタマイズ優先度:小
Bluetoothテンキーパッドや、HDMI端子用 VGA変換アダプタ、DisplayPortケーブルなどを追加購入できます。
必要なケーブルがわかっている場合は合わせて購入しておきましょう。
- カスタマイズ項目一覧(クリックでジャンプ)
-
- 本製品のご使用
- OSを選択
- 構成のカスタマイズ
- CPU
- CPUファン
- CPUグリス
- メモリ
- SSD (M.2)
- SSD (追加ストレージ)
- SSDまたはHDD (追加ストレージ)
- 外付けストレージ
- 光学ドライブ
- 光学ドライブ(外付け)
- カードリーダー
- 電源
- UPS
- グラフィックス
- 配信・実況向けデバイス
- LAN
- 無線LAN
- 外付け拡張デバイス
- 拡張カード2(デスクトップ用外付け電源スイッチ増設)
- マザーボード
- ケース
- サウンド
- キーボード
- マウス
- マウスパッド
- ペンタブレット
- スピーカー
- ヘッドフォン
- ゲームコントローラ
- WEBカメラ(オプション)
- ウイルス対策・セキュリティソフト
- ソフトウェア1(プリインストール)
- ソフトウェア2(バンドル)
- 出荷日調整サービス
- パソコン引越しソフト
- オプションサービス(組立ワークショップ)
- パソコン下取りサービス
- データ復旧サービス
- 各種出張サービス
- サポートサービス選択
- 電話サポート
- 破損盗難保証サービス
- モニタ選択
- モニターアーム
- プリンター選択
- ブロードバンドルーター
- HUB
- ゲーミングチェア
- USB周辺機器
- LANケーブル
- サプライ
実際に購入したカスタマイズ例|GTUNEを参考に紹介

実際に私が購入した、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G TUNE」のカスタマイズ構成を紹介します。
構成内容
商品型名:G-Tune DG-I7G70
- OS
- Windows 11 Home 64ビット
- オフィスソフト
- 無し
- CPU
- デフォルト
- CPU
- デフォルト水冷ファン
- CPUグリス
- 【 高熱伝導率 】 ダイヤモンドグリス
- メモリ
- 32GB
- SSD(M.2)
- 1TB NVMe SSD ( M.2 PCIe Gen4 x4 接続 )
- SSD(追加ストレージ)
- 1TB NVMe SSD ( M.2 PCIe Gen4 x4 接続 )
- SSDまたはHDD
- 無し
- 外付けストレージ
- 外付けストレージなし
- 光学ドライブ
- 光学ドライブ非搭載
- 光学ドライブ(外付け)
- 外付け光学ドライブなし
- カードリーダー
- カードリーダー無し
- 電源
- 850W 電源 ( 80PLUS(R) GOLD )
- UPS
- UPSなし
- グラフィックス
- デフォルト
- 配信・実況向けデバイス
- 選択無し
- LAN
- [ オンボード ] 10/100/1000BASE-T GigaBit-Ethernet LAN
- 無線LAN
- Wi-Fi 6E ( 最大2.4Gbps ) 対応
- 外付け拡張デバイス
- 外付け拡張デバイスなし
- 拡張カード
- 拡張カードなし
- 拡張カード2
- 拡張カードなし
- マザーボード
- デフォルト
- ケース
- ホワイトミニタワーケース 強化ガラスサイドパネル 青色LEDケースファン仕様
- サウンド
- ハイデフィニション・オーディオ
- キーボード・マウス・マウスパッド
- 無し
- ペンタブレット
- 無し
- スピーカー・ヘッドフォン
- 無し
- ゲームコントローラ
- 無し
- WEBカメラ(オプション)
- 無し
- Windows Hello デバイス
- Windows Hello デバイスなし
- ウイルス対策・セキュリティソフト
- デフォルト
- ソフトウェア1(プリインストール)
- Steamクライアントソフト
- ソフトウェア2(バンドル)
- ソフトなし
- 出荷日調整サービス
- 翌営業日出荷サービスなし
- パソコン引越しソフト
- パソコン引越しソフトなし
- パソコン下取りサービス
- パソコン下取りサービスなし
- データ復旧サービス
- データ復旧サービスなし
- モニターアーム
- モニターアームなし
- ゲーミングチェア
- ゲーミングチェアなし
- 周辺機器
- 周辺機器なし
サービス
- 各種出張サービス
- 出張セットアップサービスなし
- サポート
- [3年保証/PC本体] センドバック修理保証+安心パックサービス
- 電話サポート
- [ 24時間365日電話サポート ]
- 破損盗難保証サービス
- 破損盗難保証サービスなし
メモリは32GB、SSDは1TBを基準に選択し、さらにサブストレージとして1TBのSSDも追加しました。
電源は将来的なパーツ増設も見据えて、850W 電源(80PLUS GOLD)へアップグレード。
その他の大きな変更はありませんが、5,500円(税込)で安心パックサービスを追加。
30万円ほどの高額な買い物だったため、修理納期が最短当日出荷になったり、初期不良時に新品対応になる安心サポートは付けることにしました。

カスタマイズで失敗しないための注意点
パソコンのカスタマイズは自由度が高い反面、必要以上に高額になったり、逆に性能不足になってしまうこともあります。
そのため、まずは自分の用途を明確にし、優先度の高いパーツから予算を配分することが大切です。メモリやストレージに加えて、電源はゴールド認証や少し余裕のあるW数のモデルを選び、将来の拡張にも備えましょう。
また、マウスコンピューターのカスタマイズ画面にはPC本体のスペックとは関係のない周辺機器やサービスも多数含まれています。
必要のないオプションは省き、優先度の高いPCパーツを中心に検討すると失敗が少なくなります。
購入後に後悔しやすいポイント
デスクトップPCは、購入後でも自分でパーツの増設が可能ですが、最初の選択を誤ると余計な出費や手間がかかります。
特にメモリ容量やストレージ容量、電源のW数は後から増設・交換が面倒になりがちです。PCの扱いに慣れていれば問題ありませんが、特に初心者の方は購入時にしっかり選んでおきましょう。
これはノートPCにも言えることで、メモリやストレージは後から増設できないモデルも多いため、購入時点で十分な容量を確保しておくと安心です。
予算を抑えてコスパの高いモデルに仕上げることも大切ですが、性能に直結するパーツは妥協せずカスタマイズすることで、長く快適に使えるPCになります。
マウスコンピューター購入時のカスタマイズまとめ

今回はマウスコンピューターのカスタマイズについて解説しました。
見返してみても、マウスコンピューターのカスタマイズは自由度が高い反面、選択肢が多くて迷いやすい部分もあります。
まずは自分の用途を明確にし、優先度の高いパーツから予算を配分しましょう。オプションサービスは必要なものだけを選ぶことで、無駄な費用を抑えつつコスパの高いPCに仕上げることができます。
自分だけの快適なPC構成を作り上げ、長く満足して使える一台にしてください。
この記事がマウスコンピューターのカスタマイズ選びに迷ったときの参考になれば嬉しいです。






